2011年12月31日土曜日

シーナSS「急患はサンタクロース」(作・シーラカンス)

シーナSS「急患はサンタクロース」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv222.html#13246901236701


久しぶりの更新となってしまいました。
 24日に、 シーナSS「急患はサンタクロース」 というデータを投稿いたしました。
シーナとクリスマスを一緒に過ごすストーリーです。

シーナと過ごすクリスマス、いろいろな場面設定が考えられて、書き始める前にかなり悩みました。
  • シーナの病室にクラスメイトが訪れて、にぎやかなクリスマス。
  • シーナとアウル(人化後)と主人公の3人でクリスマス。
  • シーナとシーナ母と主人公の3人でクリスマス。
  • シーナと主人公のみの2人でクリスマス。
頭の中で過ごすシーナとのクリスマスはとても楽しくて、ついつい想像止まりで時間が過ぎ去っていき……間に合わなくなりそうだったので、シンプルに2人のクリスマスで書き始めることにしました。

毎度のことながら書いているうちにストーリーが二転三転しまして、効率が悪いわ整合性が取れない部分が出てくるわ……短い話なのに、まとめるまでが大変でした。趣味でやるにしても、「シナリオの書き方」の基礎くらいは勉強した方が良いのかもしれません……行き当たりばったりも楽しいですが。

今回のSSは、シル学における「予定」に着目して作成しました。クリスマスといえば、良くも悪くも「予定」を意識する時期。シーナみたいな可愛い女の子に予定を聞かれたかったので、またしても願望を実現しました。こんなのばっかりですみません。

それはともかく、主人公の予定実行能力は非常に高いのです。どんなにボロボロでも剣術大会に参加したり、合宿に参加したり……傍からはどんな風に見えるんだろう、と考えると、想像が膨らみます。

2011年12月10日土曜日

【感想】[クラス追加]魔術人形編(作・WALKMAN様)

[クラス追加]魔術人形編
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv261.html?#13100429571601


少し投稿が空いてしまいました……年末になるといろいろ立て込みますね!
今日もシル学ユーザーデータの感想を書いていきたいと思います。

[クラス追加]魔術人形編は、オリジナルキャラクターが多く活躍する新しい物語を追加してくれます。シル学キャラ以外が出るということで、どんな物語になるのか、もしかしたらストーリーが合わないかもしれない、などとプレイする前は若干不安でした。

しかし、実際プレイしてみたところ、本編と違和感なく楽しめました。これだけオリジナルキャラクターを出ていても、シルフェイドの世界にしっかり溶け込んでいると感じられました。魔術研究部がシルフェイド学院でどのような立場にあるのかが、物語できちんと示されていて、シルフェイドキャラとの絡みも自然に入ってきます。

オリジナルキャラクターの性格も好感が持てて、楽しくクラス活動できました。特にハサトの魔術研究部にかける思いが感じられるエピソードが良くて、感情移入できました。

もちろん、シル学キャラクターも活躍します。アルバートはもちろん同じクラスに所属します。また、物語の序盤、顧問の先生はいないのですが、なんと角の生えたあの方が顧問になってくれます! さらにこれ、「男主人公」「女主人公」との物語が楽しめる貴重なデータなんです! 可愛い女主人公と、一緒に戦える……これは嬉しいです。

ただ、このデータで遊ぶときは、住居を病院にしない方が良いでしょう。シーナの好感度が何度話しかけても上がらず(メインクラスに所属しないため)初期の会話のまま変化しません。そうこうするうちに10月を迎えて……シーナファンとしては辛いことになるので注意です。

クラスメンバーとの会話イベントが好感度で変化したり、最初に話したメンバーのみ好感度が上がったりと、細かいところで本編に準拠している点はグッド! 製作者のシル学への愛情が感じられます。

オリジナルキャラとシル学キャラがうまく共存した、新しい物語を体験できます。

2011年12月1日木曜日

携帯ゲーム「クロスワード」(作・シーラカンス)


携帯ゲーム「クロスワード」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv216.html?#13219762752601



今回初めてメインのゲームに追加されるユーザーデータを作成してみました。ゲーム内の携帯電話にミニゲーム「クロスワード」を追加するデータです。

ユーザーデータの拡張性は本当に驚くべきものがありますね……初めてマウスクリックを利用したミニゲームデータをプレイしたときは、衝撃を受けました。こんなことまでできるのかと……。
いつかミニゲームを追加したいと考えていました。

マウスがマスに重なった時、明滅する処理の作成に手間取りましたが、他のコード作成はスムーズにできたように思います。「イベントファイル挿入」のおかげで、モジュールごとに作成・デバッグをしやすかったので、非常に助かりました。同じコードは使いまわせるし……イベントファイル挿入ほんと大好きです。

一番時間がかかったのは、クロスワードの問題作成でした。タテとヨコで交差する言葉って案外思いつかないものですね。さらにシルフェイドシリーズに関する言葉を使うという縛りがあるので、非常に苦戦しました。何とか二問揃えましたが、本当はもっと出題を増やしたかったです。

2011年11月27日日曜日

【感想】ロベルトの家追加データ(作・船越様)

ロベルトの家追加データ
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv276.html?#13068491981501


今日も他作者様のシル学ユーザーデータを紹介しつつ、感想を述べさせていただきます!

このロベルトの家追加データは、教頭先生ことロベルトとのイベントを増やしてくれるユーザーデータです。 かっこいい教頭、突き抜けている教頭、見事応ずる主人公、突っ込み役として大活躍するトーテム……。キャラクターの魅力をよく引き出していて、追加データとしての勘所をばっちり押さえています。

このデータの魅力を高めている要素……それはテキストの上手さにあると私は思います。
シル学の快適なシステムと同様、この方の文章はかなり高レベルなストレスフリー性を実現していると思います。サクサク進んで、ばっちり物語を伝えてくれます。それでいてネタの密度が高いのです。このテンポの良さが、トーテムつっこみに発揮されて、何度も笑わせてくれます。本当に、大いに見習いたいところです。

そして、主役(ロベルト)以外の登場人物も生き生きしています。特にイシュテナ先生の描かれ方が大好きです! 先生への相談イベントは、大いに笑わせてくれつつも、所々教師としての言葉を感じられて、本当に素晴らしかったです。

多くのプレイヤーに導入されて、おそらく評価もトップレベルに高いデータだと思われます。ただ、新しくシル学を始めた人にとっては少し見つけ辛いのではないか、ということがちょっと心配です。

2011年11月25日金曜日

シル学「好感度」変化イベントランキング

今回のシルフェイド学院ランキングは、キャラクターに設定されている能力値ではなく、イベントに設定されている「好感度」の上昇(下降)値をまとめてみます。

好感度が変化する値は、イベントごとに大きな違いがあります。
各キャラクターがどんなことを喜ぶのか。または嫌がるのか。
このランキングで比較してみようという試みです。
イベントを自作するとき、参考になるかも……?

全イベントをチェックするのはさすがに厳しそうですが、目についたイベントをまとめています。新たな好感度変化イベントが見つかり次第、追記していきますので、この記事は公開後も更新される可能性があります。

では、好感度の低い方から参ります。


好感度-250:
  • メアリー:襲われているのを見捨てたとき
これは仕方ない。自分で自分が嫌いになるレベルです。あのイベントの後味の悪さたるや。好感度大暴落です。

好感度 -30:
  • セタ:絆イベントで、セタを見捨てたとき
これも仕方ないですよね……。ちなみにこの後部室で話しかけると「うまくやっていけるかどうかは、また別だと思う」という台詞に戻っていて、非常に切なくなります。

好感度 -15:
  • 好感度最高キャラ:主人公のストレスが限界に達したとき
  • スケイル:絆イベントで、絆を結ばなかったとき
主人公のストレスが100%を超えたとき、一体どうなってしまうのか……後で述べる好感度+15の行動が帳消しになるくらいですから……考えるだけで恐ろしい。
スケイルは絆を結ばない選択肢を選ぶと、「トホホ……」と言います。なんか可愛い。

好感度  -5:
  • セト・アルバート:公園で見つけた10000シルバを自分のものにしたとき
セトとアルバートは特別正義感が強いから、ということでしょうか。シズナ、エシュター、ガゼルは気にしないみたいです。でも、日本円にして十万円を警察に届けないなんて、そりゃ嫌われても仕方ない気も……。

好感度  -2:
  • サラ:冒頭で、災い阻止への協力を渋ったとき
  • ウリユ:夏休み前、「主人公さんとお出かけしてもいいよね?」に「わがままいわれても……」と答えたとき
  • アルバート:女について「すごく大好き!」と答えたとき
  • シズナ:結婚式のバイトで照れてるシズナに「別に」と言ったとき
この辺は、若干引かれたり、ガッカリされたりするレベルだと思われます。
シズナの結婚式イベントでは、「こういうの照れますね……」というシズナに「別に」と答えるクールすぎる主人公……まさか好感度が下がるほどガッカリされるとは……。

好感度  -1:
  • ウリユ:お風呂に入っていて声をかけられたのに、黙っていたとき
当然怒られます。でもユーミスの好感度は+2になるんですよね……いいのか!?

好感度  +1:
  • 多くのキャラ:話したとき、顔を出したとき
日常的な場面で会ったり、話したりすると大体「1」上がります。


好感度  +2:
  • アルバート:女について「あんまり好きじゃない」と答えたとき
  • アルバート:「モモセの同人誌」をあげたとき
  • 地歴メンバー:部室で最初に会話したとき
アルバートに共感すると、少し好感度が上がります。このレベルも、「少し嬉しい」程度のイベントだと考えられます。


好感度  +3:
  • サラ:冒頭で、災い阻止への協力を快く引き受けたとき
  • アルバート:「学院の制服」をあげたとき(男)
  • セト:学院寮廊下で会ったとき(月1)
  • セト:「モモセの同人誌」をあげたとき
  • 公安メンバー:最初にパートナーに選んだとき
セトは、一か月に一回上昇なので、毎日会う人より多めなのかな。

好感度  +4:
  • シーナ:「栄養ドリンク」をあげたとき
  • セト:「運動」している日に会ったとき
  • 公安メンバー:公園で囚人服見つけたとき
  • 公安メンバー:ネリーザ潜伏先を突き止めたとき
捜査で活躍したり、相性が良かったりすると「4」上がります。シーナも体を気遣ってもらって嬉しそう。

好感度  +5:
  • シーナ:「学院の制服」をあげたとき(男)
  • シーナ:「ニワトリの置物」をあげたとき
  • トーテム:森林公園で話しかけたとき(月1)
  • ウリユ:夏休み前、「主人公さんとお出かけしてもいいよね?」に「楽しそう!」と答えたとき
  • ナダ:合宿で夜の練習について行ったとき
  • セト:公園で餌付けしたとき
  • セト:「学院の制服」をあげたとき(男女)
  • シズナ:本屋バイトで出会ったとき
  • 黒サラ:路頭に迷ってやってきた黒サラにご飯を食べさせたとき
  • 地歴メンバー:主人公が鍵開けに成功したとき
好感度+5のイベントは日常的なものではなく、結構面白いものが多いです。
シーナは主人公(男)の制服をもらった時の方が、栄養ドリンクの時より嬉しかったようです。
黒サラで大事なのは「ご飯を食べさせる」というところです。黒サラを迎え入れても、ご飯を食べさせない場合、地歴部に加入はしますが好感度は上がりません。その時の反応は少し、いじらしいです……。

好感度  +6:
  • ウリユ:ユーミス雑貨店で話しかけたとき(月1)
おそらく話しかけるだけで最も好感度が上がるのは、ウリユではないでしょうか。

好感度  +7:
  • エシュター:トイレについて論争したとき
なぜ上がったのかはよく分かりませんが、この好感度はかなり嬉しかったことを表しているのではないでしょうか……。

好感度  +8:
  • シーナ:学院地区の本屋へお出かけしたとき
  • アルバート:買い物の後、喫茶店で「眼帯してなくても入りづらい」と答えたとき(「アルバートは大変だね」の場合、喫茶店に寄らない場合+3)
通常のデート+αで良いことがあったときは、この位の好感度のようです。

好感度 +10:
  • シーナ:「オルゴール」を買ってあげたとき
  • ナダ:遊園地でデートしたとき
  • アルバート:胸クリック成功したとき
  • アルバート:「学院の制服」をあげたとき(女)
  • シズナ:結婚式のバイトで照れてるシズナに「同意見」と言ったとき
好感度10は、一生の思い出になるくらいの大きな喜びを感じた時に対応すると思われます。なにしろ、オルゴールをプレゼントされたシーナと同程度の好感度アップですから。
ナダも、デートがよっぽど嬉しかったのでしょうね。
アルバートのド変態っぷりも光ってます……生涯忘れられない胸クリックだったのでしょう。 あと、制服はやっぱり、女物の方が良いようです。

好感度 +15:
  • シズナ:シンの事件を解決したとき
  • シズナ:結婚式のバイトで照れてるシズナに「きれいだよ」と言ったとき
  • アルバート:初めての誕生日祝いをやったとき
  • ユーミス:お店の借金を返し終わったとき
マフィアに乗り込んで真実を暴く主人公、かっこいいですからね! 一発で惚れてしまっても不思議じゃないです。納得の一位。
結婚式のバイトでシズナに「こういうの照れますね……」と聞かれたにもかかわらず、「同意見/別に」じゃなくて何故か「きれいだよ」と答える主人公はまったく……ものすごいトキメキ度合いだったのでしょうね。
こうやって比較してみると、アルバートの嬉しさも伝わってきます。

いかがでしたでしょうか。
好感度設定の背後にも、キャラクターの特徴やストーリーが透けて見える気がします。
通常の意味でのゲームのストーリーは「シナリオ」ですが、こういう設定・操作性・システムにも、物語を感じることができて……そういう想像が、ゲームをさらに楽しくしてくれますよね!

2011年11月23日水曜日

シル学試行錯誤・SSからのイベントロード失敗

シル学ユーザーデータでは、各ユーザーデータフォルダの下のEvent_Loadフォルダに置いたテキストを、別のイベントから呼び出すことができます。
!イベントファイル挿入 , てすと.txt
この命令によって、同じ機能のまとまりを繰り返し呼び出すことが可能となり、ユーザーデータが作りやすくなるのです。

しかしSSでは、イベントファイル挿入を使うことができません。ユーザーデータでは、イベントファイル挿入が読み込むフォルダは決まっているのですが、SSの場合にはどこから読み込まれるか不明のためファイルが読み込まれず、使えないのです。

そもそも、ある程度大きなユーザーデータでないと出番がない命令ですから、SSで使えないのも無理はありません。しかしもし使うことができれば、SS機能を利用したミニゲームなんかが実装しやすくなると思います。

そんな折、カイルさん作の「SS用テクニック集」で戦闘中のイベントファイルの挿入がSSでも可能であることが紹介されました。SCさん作の「シルフェイド見聞録再現(仮)」の中で使われていた手法で、シル学フォルダの下の「Data\Event_Load」フォルダに置いたテキストを読めるというものです。

これはイベントファイル挿入をSSでも実現できる可能性が見えてきた! と思ったのですが、今のところ、うまくいっていません。
いろいろ試した結果、以下のようなことが分かってきました。

SSに限らずユーザーデータでも、イベントファイル挿入では「..\」で親フォルダを辿れません。通常のユーザーデータでも、ユーザーデータフォルダ以下の「Event_Load」フォルダに置いた「てすと.txt」を読むためには
!イベントファイル挿入 , てすと.txt
としますが、
!イベントファイル挿入 , ..\Event_Load\てすと.txt
とした場合には読み込めずエラーとなります。

これがかなり厄介で、親フォルダを辿れないということは、イベントファイル挿入が読み込むフォルダを正確に予測して、そこにファイルを置かなければなりません。
ファイルの有無確認のパスでは、「..\」が使えるのですが。

例として、遼遠さん作の「黒サラさんと海岸で海水浴!」というSSでは、
${ファイル有無:..\Graphic\[遼遠]グラフィック集\黒サラ水着.png}
という変数でファイルの有無を確認しています。 この場合、「..\」でたどり着くフォルダは「Data」に該当しています。ファイルの有無の基準フォルダは、「Data\○○」というフォルダにあるようですが、「○○」の正確な名前が分からなくても、「..\」で親フォルダを辿れればうまくファイルを指定することができるわけです。

「..\」が使えない以上、イベントファイルの方を読み込まれるフォルダに持っていくしかありません。まだ諦めたわけではありませんが、これはなかなか探すのに骨が折れそうです。

2011年11月22日火曜日

シル学ユーザーデータ作成中!

シルフェイド学院物語を買ってから、半年ほど経過しました。その間ずっと飽きずに遊び続けて来れたのは、ストレスなく周回プレイできる素晴らしい本編と、バラエティ豊かなユザデの追加による刺激に加えて、自分でSSを作っていることが大きいのではないかと思います。本当に、SSを書くのは楽しいです。

ただ、SSのアイディアはあっても、一本の話にまとめるのは結構難しいところです。
拙作「無茶をしすぎた主人公」の続編(ヒロイン全員登場させよう計画)に数か月取り組んでいるのですが、なかなか完成が見えてきません……キャラ多すぎてカオス状態になってます。他にもアイディアだけが先走って、幾つかメモ書きがあるのですが、お話にまとまる気配はありません。

でも、集めたピースがハマる日は突然訪れる、と楽観的に取り組むようにしています。
たまったアイディアが次々ストーリーにハマっていく時は最高です。「つながる……つながるぞ! ウヘヘヘヘ……」みたいな感じで。

今まで主にSSを書いてきたので、そろそろ追加データも作りたいなぁと思う今日この頃。
軽いミニゲームを追加するユーザーデータを準備中です。

明日は久々に一日完全に家に引きこもれる、何にも無い日!
未プレイのユザデもたまってきているので、明日はシル学デーにするぞー!

2011年11月12日土曜日

ヤヴァイSSの話

シル学公式ユーザーデータ集には、 18禁のユザデをアップロードすることは禁じられています。
こちらも、いちおう非18禁のブログなので、もしそういうデータがあったとしても、リンクを貼ったりはしません。

ただ、もしヤヴァイSS・ユーザーデータを見つけたら、こっそりとやってみたい気持ちはありますね……。

実は……私も以前挑戦したことがあるのです……ヤヴァイSS。
しかし、書ききることはできませんでした。

テキストを書いていると、 猛烈に恥ずかしいんですよ。
読み返すとさらに恥ずかしくなるので、テストプレイもキツいです。

あと、無口な主人公にこだわると、会話文を作るのが難しくなります。
普段はトーテムなどを含めることで3人以上の場面にして、主人公がしゃべらなくても会話が成り立つようにしているのですが……ヤヴァイSSの場合、3人以上居たらいろいろとまずいので……。

そして痛感したのが、語彙力のなさ……。
白熱シーンが、なんとなくワンパターンに……え、足りないのは語彙じゃないって?

そんなわけで、なかなか私にはハードルが高かったです。
誰かがこっそり書いているんじゃないかと、今日もちょっぴり期待しています。

2011年11月9日水曜日

サンプルSS「文字の演出」(作・シーラカンス)

サンプルSS「文字の演出」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv220.html?#13205028648801


今回も、シル学ユーザーデータで使える機能をいろいろ勝手に紹介するSSを書きました。

またまた体験版サラさんに解説をお願いしたのですが、後半どんどんネタに走ってしまったので、解説がおろそかに……。
文字を扱うので、いろいろネタが仕込みやすいんですよね。

このSSは主に
  • 「心の声」以外での文章クリック待ち
  • 文字列ピクチャによるタイトル演出
のサンプルとなるように作りました。

オマケのような扱いで、ウディタで使える特殊文字をいろいろ試して、ユーザーデータで使用可能なものと不可能なものが分かるような説明を加えました。
やはり、ウディタで作られたゲームなので、ウディタの機能が有効な場面はしばしばあるようです。

セト好きなウディタ使いで有名な、ぽり0655さんが作成された「ModExtender」も、ウディタで作られたモジュールを読み込んで、機能を拡張するデータのようです。(天候エフェクトも実現されています。SSで使用する方法は分かりませんでしたが、ユーザーデータ作成に便利な機能を追加してくれそうです)
ひょっとしたら、今回のサンプルSSで紹介した内容は、ウディタでゲームを作成されている方からすると日常的なテクニックなのかも知れません。

ユーザーデータ機能の可能性を探っている内に、私は気がついたらウディタの説明書を読み始めていました。
……こ、これはさり気にウディタに誘導されている?
折しも新しいバージョンが公開され、本も発売されるというウディタ。
もしユーザーデータ→新ウディタのコースが意図されたものだとしたら……私は術中にハマり始めているのかも知れません。
少なくともウディタ本は購入する予定です。

2011年11月7日月曜日

【感想】シーナとトランプ(作・kiti様)

シーナとトランプ
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv222.html?#13082316831901


このブログでは、不定期気ままに面白かったシル学ユーザーデータの感想を書き留めております。公式ユザデ集では、投稿・更新から20日以上経過したデータは少し探しにくくなるので、私のメモとしても残しています。

こちらの「シーナとトランプ」は、その名の通り病室のシーナとトランプで遊べるようになるデータです。
遊べるゲームは以下の通り。
  • 七並べ
  • 大富豪
  • ババ抜き
  • 神経衰弱
これをシル学ユーザーデータの機能だけで実現しているところが驚きです!
もちろん、これを実現できるシル学ユザデ機能の柔軟性もすごいのですが、ユザデ作者様の工夫が所々で光っています。アイコン風トランプを会話ウィンドウに並べる事で手札・場のカードを表現する、文字列でカードのデータを記憶・操作するなど……。
さすが「シル学」イベントエディターの“テビキ”を作成された方だけあり、ユザデ作成に大いに参考になります。

そして、システム的な巧さだけでなく、シーナとみんなが遊んでいる様子が追加されるユザデである点も素晴らしいところ。シーナは入院していて友達が少ないですから、少しでも他のキャラと触れ合っているところがあると、嬉しくなります。
同じ日でも会いに行く度に好感度上がるのって、シーナだけですから……。
みんなとトランプをするシーナは、とても喜んでいたに違いありません。

そんなわけで、驚きと嬉しさを味わえるおすすめのデータです。

2011年11月2日水曜日

タツゴロウの方言

シル学の気になるキャラのひとり、タツゴロウ。
なぜなら、私も彼と同郷の、新潟で育ったからです。
祖父母は新潟弁バリバリです。
私はほとんど方言は喋れず、たまに祖父母の言っていることが分かりません。

いつか新潟のネタでタツゴロウをいじってみたいと思っています。

そんな彼の謎が一つ……どうも方言が新潟っぽくない点です。
おそらく、新潟では「~だべ」とは言わない気がするのです。
新潟も広いので、ひょっとしたらどこかで「~だべ」の地域もあるかもしれませんが。

調べてみると、東北・関東にかけての広い範囲で「~だべ」と類似の方言があるようです。
秋田の友人が言っていたのを思い出しました。
しかし、新潟は「~だべ」の範囲に含まれていないようでした。

ひょっとすると、タツゴロウの一族は、もともと東北に住んでいたのかもしれませんね。
親の世代は東北地方に居て、その後新潟に引っ越して、まだ世代を経ていないとか。
そのため、タツゴロウの方言は東北地方のテイストを含んでいるのかもしれません。
もしくは養父母の影響でしょうかね。

シルフェイド世界の「ニイガタ」は違うんだよ、という解釈も成り立ちますが(しかも有力ですが)、ニイガタ仲間としてちょっと寂しいので、 その説は無しの方向で考えております……。





ここからは余談です。
物語序盤のホームルームでのタツゴロウの自己紹介を、ニイガタ弁っぽくしてみました。

(Before)「えーと、オラはタツゴロウだべ」

(After)「えーと、オレはタツゴロウだて(らて)」

(Before)「余るほど米もらってっから、欲しかったら言ってくんろ」

(After)「余るくれぇ米もらってるすけ、欲しかったらば言ってくんなせ」

こんな感じでしょうか、あまり自信はないけれど。


祖父母が話す新潟弁は、以下のような特徴があります。

・一人称は男女とも「オレ」
じいちゃんもばあちゃんも、オレオレです。

・語尾のパターン「~だて・らて」「~らのう」「~らねっか」
左から「~だよ」「~だなぁ」「~じゃないか」みたいなニュアンス。

・「~から・だから(理由)」→「~すけ・だすけ・だっけ」
関西の「~さかい」と同じ語源だとか。

・「弟」「妹」→「オジ」「オバ」
これは初めて聞くとかなり混乱します。
アクセントが「オ」の方にきた場合、「弟」「妹」です。
アクセントが「ジ」「バ」の方なら、一般的な「おじさん」「おばさん」を表します。
新潟のオーバは、妹系。

・「やだね!」→「ヤラウェ!」
なんか文字にするとカッコいい。

・「無理やり」→「やりまか」
ばあちゃんの口癖ですごく印象に残ってます。

・「どうですか」→「なじらね」「なじらー」
How are you? と同じ。挨拶っぽく使われることも。

・「い」と「え」の区別がつかない。むしろ逆に聞こえてならない。
「いろえんぴつ」が「エロ淫ピツ」に聞こえます。ヤラウェ!

2011年10月28日金曜日

体験版サラのキャラクター


今日は体験版のサラについて徒然に書いてみたいと思います。

体験版のサラって、振り返って考えると、結構ひどいですよね。
別の世界から来た主人公に、お金も渡さずゲームを買ってこさせます。
まあ、いわゆるパシリってやつですよね。

無事手に入れてエンディングを迎えると、
「手に入ってよかったですね」
「さっそく後で遊ばせていただきます」
などとおっしゃって、あっさり受け取ります。

こっちは、コンビニ強盗(常連客)を打ち破ってきたというのに!
さすが体験版、シルフェイド島の治安の悪さまできっちり体験させてくれます。

どうも私には、本編のサラと性格が違うように思えてなりません。
それとも、これが彼女の素なのでしょうか。
可愛い顔して、いい加減というか、チャッカリしてるというか。
別な意味で黒サラなんじゃないかと思うのは私だけでしょうか。

さらにシルフェイド学院の入手に失敗してエンディングを迎えると、彼女は本性を表します。
「ガッカリにもほどがあります」
とか言われます。カラアゲを食べ損なったセトみたいです。

その後、
「製品版の前に私が変な性格だと思われたら困る」
などとおっしゃいますが、もう手遅れですよサラさん。

そんなわけで、体験版サラはSSで是非出したいと思っていたのですが、無事サンプルSSで解説担当として登場させることができました。
今後も機会があれば、彼女のキャラを生かした、いい加減なSSを作ってみたいです。

2011年10月24日月曜日

【感想】追加トーテム『キュー』(作・44km様)

追加トーテム『キュー』
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv235.html?#13114947042701


シルフェイド学院のユーザーデータでは、サポートしてくれる「トーテム」も追加することができます。すごい拡張性ですよね。

今回感想を書きます追加トーテム『キュー』も、トーテムを追加できるユザデの一つです。

「キュー」の何が良いかと言いますと、まずキャラクターが良いですよね。
「~でございます」という口調、少し頼りないけれど一生懸命サポートしてくれる様子など、他のトーテムと比べて全く遜色ないくらい、キャラが立っています。
さらに、キャラクターをきちんと描くサブイベントが多く入っているので、キャラクターがとても魅力的に感じられます。

キューとの絆イベントも秀逸です。SS好きの自分としては、このSSのような濃いノリの絆イベントが、非常にハマりました!

そんなキューのキャラクターは多くの人に愛されているのでしょう、他ユザデにも「キュー対応」を謳っているものが幾つかありまして、それらを合わせ技で導入すると、より素晴らしくなります。

私がお勧めするユザデコースは、「追加トーテム『キュー』」+「『住居追加』ロッカー室」+「武運部イベント追加」です。武運部が賑やかになって最高ですよ!
3つとも好きなデータなので、「キュー」以外のデータについても既にこのブログで感想記事を書きました。

ユザデって、単体の作品としての評価も成り立ちますが、こういう組み合わせでの評価もあったら面白いと思いますね。ユザデ同士で影響を与え合っている例もあると思いますし。 もしシル学ユザデコンテストに「組み合わせ部門」があったら、迷わず上記3つの組を挙げます!

2011年10月23日日曜日

サンプルSS「天候エフェクト」(作・シーラカンス)


サンプルSS「天候エフェクト」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv220.html?#13187328594101


今回のSSは物語よりも、ユザデ機能で使えるコマンドの解説が目的のテキストです。

冒頭の「意識の海」で背景をただよっている光の玉があります。
あの光の玉を動かしている命令「!フォグ」を使って、雨・雪の画像を高速で平行移動させます。すると、天候の演出ができるというわけです。

普段書いているSSとは違いますが、こういう技術面の話題もすごく興味を惹かれます。
カイルさん作の「SS用テクニック集」を読んで影響を受け、私も何か技術的な提案をやってみたくなり、今回のSSを作りました。

次は、文字の演出についてのサンプルSSを作りたいと思っています。
「心の声」 では「@」を入れた箇所でクリック待ちが発生しますが、普通の文章表示では「@」は効きません。
しかし、普通の文章でもクリック待ち(のように見える)演出が可能となる方法を見つけたので、その例を示しつつ紹介する内容で考えています。
ただ、それだけだとショボいので、 もっとネタを考えないと……。

2011年10月21日金曜日

シルフェイド充実生活

シルフェイド学院物語にハマっている私ですが、最近シルエットノートを買い直しました!

シルノは実家のPCにも入っているんですけど、自分のPCでもやりたくなったので。
かなり前にプレイしたので、だいぶ忘れているんですよね。
その内、シルノキャラがウルフさんによって追加されるという話なので、それに備えて思い出しておかないと。

シルノの二次創作について、昔はあまりやってなかったけど、今になってバンバン導入しています。とても遊びきれない量がありますね。シル学ユザデでも拝見する作者様もちらほら。もっと前から楽しんでおけば良かったですね。でも今楽しんでるからいいや!

モノリス様をSSで出すためにモノリスフィアやり直したり、シーナの「死」への考え方を分析するためにシル見やり直したり、最近はシル学につられて過去の作品をプレイしています。
これほどシルフェイドに満たされた日々、今まで無かった……。

もはやこの状態、「シル充」と言っても過言ではないのでは!?

シル充という言葉、使える予感! と思って検索してみたら、すでに「シルクロードオンライン」というゲームの界隈で使用されている言葉でした。
う~ん、残念……先駆者にはなれませんでした。

2011年10月16日日曜日

セトの知力

シーナSS「バカのみぞ見えぬ服」を作成する過程で各キャラの知力を調べたのですが、そこで分かった一つの事実があります……。

「ガゼル・セトは知力がかなり低い設定!」

ガゼルは確かに、シル学で自分の事を不良と言っていましたし、シル見でもノーマ学院ギリギリ合格という、比較的頭の良くないキャラなのかなぁという納得はできます(それでもノーマ学院合格はすごい事のはずですが)。

問題はセトです。
カラアゲ中毒な点については、結構バカっぽい気がしますが……学業はかなり優秀です。
シル見でのセト:医学部所属
シルノートでのセト:飛び級
明らかに頭が良さそうな設定のキャラクターです。

そうするとシル学のセトだけが、バカなのでしょうか?
実は、期末テスト結果発表のイベントで、セトとこのような会話が行われます。
(主人公のテスト結果が 161位/1000位 のとき)
セト「私と同じくらいの順位ですね!」
ガゼル「優等生組はいいよなー」
セトは、やっぱりシル学でもかなり成績が良いご様子。
上の台詞、原作オリジナルですよね?
SetProject」を入れてプレイしたんですけど、期末テストのイベントって上書きされてないですよね?

一方で、見本データではセトの知力が低く設定されているのも事実です。
そこから考えられることは……セトの各科目の習熟度が高い、という可能性です。
セトは相当の努力を重ねて、優等生と言われる位の成績を勝ち取ったのではないでしょうか。

2011年10月13日木曜日

シーナSS「バカのみぞ見えぬ服」(作・シーラカンス)

シーナSS「バカのみぞ見えぬ服」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv222.html?#13180380187101


こちらでシーナのSSは5つ目になりました。読んでくださる方、コメントをくださる方に本当に感謝です。どうもありがとうございます。

今回のSSでは、とにかくバカバカしい方向を目指しました。
シーナとバカ服の話です。

まず、バカ服の設定を「本当にバカにだけ見えない、頭のいいキャラは見える」ということにして、シーナが違和感なく着られるようにしました。
おかげで付随していろいろなネタを思いつくことができました。
また、シル学で出てくる他の裸ネタも組み合わせてみると、なんと相性の良い事か!
やっぱり裸ネタには裸ネタを重ねるのがセオリーですかね?

この話を書くために、各キャラの「知力」を調べました。
何らかの方法で各キャラを「バカか、そうでないか」線引きをする必要があったのです。
以前ブログに書いたシル学知力ランキングは、このSSを準備するための下調べでした。

途中出てくるアルバートの裸ネタが非常に書きやすかったのが印象的です。
台詞がまるで勝手に出てくるような……でも長くなりすぎてお話のテンポが悪くなったので、切り詰めました。
やっぱりアルバートはすごいなぁ。

また、今回は初めて他の方が作成した画像データを利用させていただきました。
pesoさん作「シーナ制服イベント」の中で使われている、シーナの制服姿とリボンです。
主にシーナSSを書く私にとって、まさに待ち望んでいたデータです!
素晴らしいデータに心から感謝いたします!!

2011年10月6日木曜日

【感想】4/1の公安(作・とかげ様)


4/1の公安
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv222.html?#13089329386901


今日もシル学ユザデの感想を書き留めておきたいと思います。
この4/1の公安は、SSの中でも比較的短い方の作品です。
しかし、物語の導入からオチまで、一貫して読みやすく、まとまりがよく、ギャグの切れも良い。短くてあっさりしているので、割とさらっと読めてしまうのですが、地味に完成度の高いSSだと思います。

主人公がいなくなった後のアフターストーリーを扱っているのですが、主人公が居なくなった時こんな会話をしてそうだなぁ、と感じられて、本編との連続性についても違和感ありません。なかなかそういうアイディアって浮かばないんですよね。

この方の作品、もっと読んでみたいなぁ……。

2011年10月2日日曜日

【感想】武運部イベント追加(作・とむやん様)

武運部イベント追加
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv252.html?#13077948327001


今日もシルフェイド学院物語のユーザーデータの感想です。

この武運部イベント追加は、武運部の絆を結べるキャラ以外とのイベントが追加されるデータです。新クラスのような新しい大型シナリオが追加されるわけではありませんが、武運部の活動がさらに楽しくなること請け合いです。

このような日常イベントを追加してくれるユーザーデータ、すごく好きです。
シル学は何度も周回プレイして遊ぶので、毎日が賑やかになるのは嬉しい。
さらに、クラスでわいわい活動している雰囲気が強く感じられて、よりシルフェイド学院の生活が楽しく見えてきます。
武運部の脇役って、結構いいキャラが揃っているんだなぁ、と改めて気づかせてくれます。

エピソードの一つ一つも面白く、また適度な長さなので、本編を賑やかにしつつ邪魔になりません。本編や他のユザデとの相性がよく、ほとんど物語的に干渉しない点も、導入したくなる長所です。

独自の物語を見せてくれる新クラスデータも素晴らしい一方、このような軽めのエピソードを本編に添えてくれるデータもまた、魅力的だと思います。

2011年9月30日金曜日

【感想】公安イベント追加その1(作・チロル様)

公安イベント追加その1
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv218.html#13066880323101


シルフェイド学院物語をより楽しくしてくれるユーザーデータ……全てをプレイすることはなかなかできないのですが、印象に残っている作品の感想を、気の向くままに書きとめておきたいと思います。

この公安イベント追加その1は、公安委員会所属時の序盤、一週間の間に仲間で協力して自主特訓をするという内容です。

本編の公安編ではキャラクターごとに強みがあります。主人公はパートナーを状況に合わせて変えることで、事件の真相に近づいていきます。
このデータを導入すると、そのキャラクターごとの強みをお互い教え合って強化していこうというコンセプトの元で自主練が行われます。

このデータを入れると、皆で工夫しながら練習をしている様子が伝わってきて、大変だけど楽しそうな公安の雰囲気を感じることが出来ます。
皆が仲良くなっていく様子に、プレイしている方も嬉しくなってきます。
それぞれのキャラクターが自主練の「先生」になることで、本編で言及されているキャラクターごとの特徴がよりはっきり提示されるので、初プレイの人への「序盤のキャラ説明」としても秀逸なんじゃないかと思います。

一週間の短い間ですが、練習風景は非常に楽しそうで会話の量もあり、公安編をやるときは必ず入れたくなるデータです。

2011年9月28日水曜日

シル学「魅力」ランキング


前回の記事では、シルフェイド学院キャラに設定されている「知力目標値」について書きましたが、今回は「魅力目標値」のランキングを作ってみました。

前回同様、見本データに登録されている数値をもとに順位付けしました。
各キャラクターにファンがいる中で、「魅力」の比較は荒れそうな展開……。
はたして、納得できる結果になるでしょうか……。

見本データの「魅力目標値」の順位なので、あくまでも参考程度のデータであることをご了承ください。
では、「魅力」の低いほうから……。
(以下、魅力とは魅力目標値のことです)

魅力  0: 真なる魔王、ガードメカ、オオカミなど
無生物系はだいたいここです。
まあ、人間基準の魅力だから、真なる魔王は低いんでしょうね。

魅力 10: ロベルト、セタ、警備員など
まったく、教頭やセタの魅力をなんだと思っているのでしょうか。
断然魅力的だと思うのですが。
しぶい、かっこいいは審査対象外なのでしょうか……。

魅力 20: メアリー、エージス、ジュド、アース、ウルファール、チンピラ、デモ隊リーダーなど
これはどういう事でしょうか。
一体、どういう基準で判定すれば、メアリーがこんなに早く出てくるのか?
ちょっと魅力判定者を校舎裏に呼び出さないと……。

まあ、冷静に考えてみると、魅力は「交渉」の上手さに関わるパラメーター。
人づきあいが得意では無さそうなメアリー、教頭などが低いのも、仕方ないかもしれません。
ここでの魅力は、社交性の高さを表していると考えられます。


魅力 30: ナダ、 アルバート、ウィンディ、フォルテ、 異界生命体など
社交性の高さという視点で見ると、ウィンディを除いて、人に対して一線引いている人が多いことに気が付きます。
実はウィンディも人づきあいが得意じゃないけど、頑張っているのかな……メアリーとは気が合って話す機会が多いみたいですし。
ここで異界生命体の魅力が思ったより高いのも注目です。翻訳指輪を持たせたら、案外彼らとも分かり合える可能性も……?実は結構話せる相手なのかも。

魅力 40: ガゼル
40はガゼルのみ。アルバートより社交性は高いけど、そんなに口が達者なイメージもありません。でも、付き合いやすさはトップクラスだと思うんだけどなぁ。

魅力 50: シンシズ、アウル、スケイル、黒サラ、バルト、セト、狐狩ヨウコ、クロミネ師範、学院長、シロ、茶太郎、武運部4組生徒など
知力と同じく、50に属する人は多いです。武運部○組生徒が多く属しています。やはりここが標準的なレベルなのでしょうか。

魅力 60: シーナ、 エシュター、黒サラ敵版
シル見主人公・ゲロインが見事、標準越え。
シーナ好きとしては、うれしい結果です!
そして黒サラは味方になると、なぜ魅力が下がるのか。

魅力 80: モノリス
さすがモノリス様。ナイスバディ効果もあるでしょうが、交渉事、自分のペースに持っていくのも上手そうです。

魅力 90: パピポ、 フェーン
ここで予想外の面子が。
作中全然目立ってなかったのに、実はイケメン、美女なお二人。
それとも、話術や対人スキルに長けているのか。
フェーンは女性キャラでNo.1。見かけによらず、魔性の女……?

魅力100: アーサ
シル学界で最も魅力的なキャラは、アーサでした。
父親は大きな会社をやっているみたいだし、親譲りの交渉センス、カリスマ性があるのでしょう。

いかがでしたでしょうか。
私としては、ますますパピポとフェーンがどういう人物なのか気になってきました。
実は、パピポとフェーンは全く同じパラメーターなんで、適当に設定された可能性も……。
でも、全然目立ってないけど実はすごく頭良くて、美人という設定も、なかなか面白いかも。

2011年9月25日日曜日

シル学「知力」ランキング


シルフェイド学院物語において、各キャラには「筋力」「敏捷」「生命」「知力」「意志」「魅力」というステータスの「目標値」というものが定められています。これが訓練などの努力をして最終的に到達するステータスの目安、つまり各キャラの才能を表していると言えそうです。

今日は、見本データ「CharaData」フォルダを覗き、登録されている各キャラクターをExcelを用いてステータス順にソートしてみました。次のSSのネタを練る上で、全キャラクターのステータス的な特徴を知る必要があったのです。意外なキャラクターが上位に来たりして、なかなか面白いです。

今回は、見本に登録されている「知力」ランキングを抜粋し、感想を述べたいと思います。
あくまで見本データの「知力目標値」の順位なので、あくまでも参考程度のデータです。

では、「知力」の低いほうから……。
(以下、知力とは知力目標値のことです)

知力  0: 練習丸太、オオカミなど
やはりモノや動物は0。

知力 20: セト、ガゼル、警備員など
早くもセトとガゼルが……。確かにあまり頭は良くなさそうですが。

知力 30: アーサ、モノリス、フォルテなど
この辺も、まあ納得できます……。アーサはもう少し頭が良いイメージなのですが。

知力 40: セタ、アース、ウルファール、ウィンディ、エージス、メアリー
作中で突出してバカっぽかったアース同輩、実はこの位置です。
知力が低いと、戦闘時にガードができませんからね。
エージスとメアリーも似た者親子って感じで微笑ましいですね。

知力 50: 狐狩ヨウコ、アルバート、ロベルト、真なる魔王、シロ、茶太郎、武運部2組生徒、デモ隊系、異界生命体、ガードメカ、マフィア構成員など
ここに属する人が最も多いです。
武運部○組生徒が多いので、おそらくここが標準でしょうか。
これより低い人は、メカより頭が悪いと……。

知力 60: ナダ、ジュド
テクニカルな戦いには、やはり頭の良さが必要なのでしょう。

知力 80: バルト、エシュター、武運部8組生徒など
この辺になってくると、かなり知性派のイメージ。
8組は頭のいいクラス。

知力 90: 学院長、シンシズ、アウル、スケイル、黒サラなど
学院長はさすがです。
フォースを使う人ばかり並びました。
バカにフォースは使えません。

知力110: クロミネ師範
なんとクロミネ師範、意外と知力が高いです。

知力120: シーナ
やはりシーナ!
頭の良さなら他の追随を許しません。

知力150: パピポ、フェーン、武運部4組生徒
……と思いきやシーナが一位ではありませんでした。
パピポはさすがフォース使いだけあります。
フェーンも地味にめちゃくちゃ頭がいいと……イメージに違和感は無いです。
で、4組は特進クラスか何かでしょうか?

いかがでしたでしょうか。
個人的にはシーナが一位かな、と思っていたのですが、案外ずば抜けた知力の持ち主が居るものです。

2011年9月24日土曜日

シルフェイド学院の学院長と、メアリーの事件

シルフェイド学院について、今日も新しいユザデ・クラス・トーテムを組み合わせて遊んでいます。何度も繰り返していると、いろいろ本編のストーリーの細かいところが気になったり、想像が膨らんだりします。

特に最近気になっているのが学院長。人気投票でも3票しか入っていなかったし、シナリオで重要な位置を占める割に謎の多い人でした。
私は学院長のポリシーが好きです。
――どんなに身元の知れない若者も、学院に受け入れる。
主人公がシルフェイド学院に入学できるのも、実はこの学院長のおかげなんじゃないかと思います。

でも、普通なかなかできないことですよね。
シルフェイド島は放棄地区があり、ネオ・ジーンがいて、様々な社会的問題がありそうな地域。そこで「誰でも受け入れる」と表明するのは、並大抵の覚悟ではできないのではないでしょうか。しかも教育機関の長が。

もし、生徒たちが問題を起こしたらどうするのか。
実際、不良公安委員会なんてのがいたりしますし。
挙句の果てには不良武運部員がメアリーを襲うという事件も起こっていました。

あの不良武運部も教師の娘に手を出したのですから、うやむやには絶対ならず退学になったと思うのですが、それよりも……。

そもそも「誰でも受け入れる」ということに無理があるのではないか。
そういう議論があの学院の教師の間で起きてもおかしくないと思うのです。
なにしろ、空から降ってきた人間を数日で学院に入れちゃうようなオープンな入学制度。
もっと入れる人を選ぶべきではないか、という「排斥」の雰囲気へ傾いても不思議ではありません。

誰でも受け入れていたら、当然「一部には」そういう人間が出てきます。
取り返しのつかない事態になるところだったのですから、メアリーの一件について学院長や、エージス、他の教師はどう考えたのか、非常に気になるところです。

「誰でも受け入れる」学院長のおかげで、主人公はうまく皆と絆を作れる場を持てました。
なんか怪しげな経歴をもつアルバートやエシュターも入学できたし、他にも変な人が色々学院に出入りします。
学院に奇人変人がそろって面白くなるのは、学院長の影響が大きそうです。学院長の考え方は「絆」を促進し、「放棄・排斥」されている人の救いになり得ます。

しかし一方で、メアリーが襲われたり、どうもそいつらは自分のクラスのマネージャーには既に手を出しているようなことを臭わせていたり……。
学院内の治安もずいぶん悪いんじゃないか、という気がします。
そしてそれは、「誰でも受け入れる」の負の面が出ているのではないか、と。

もし学院長がリスクを減らしたけらば、厳しい入学試験を採用すると思います。
学院長は、あえて困難な状況で「誰でも受け入れる」方針を採用し「責任は私が取る」とも明言しています。
学院長は信念をもって、受け入れているはずです。

シルフェイド島には大人が足りないということから、おそらく、学生を受け入れても全員になかなか目が届かない現状があるのだと推測します。
教育者の信念として「放棄」を許さない学院長。
一方でせっかく学院に受け入れてもらったのに悪さをする不良ども。
不利益を被るまじめな生徒。

私としては、学院長の信念がやがて「放棄地区」問題を緩和していく、というハッピーエンドだったら良いなと思います。
しかし、その道のりは現実問題との葛藤に満ちていて、容易ではなさそうです。

「放棄」「見捨てる」ということが、黒サラの災いのそもそもの種だったことを考えると、学院長の信念は、作品に深く結びついている気がします。
しかもその学院長が地歴編では……。

いくつものキーを握っているのに、本編であまり描かれない、学院長についての雑感でした。


2011年9月23日金曜日

ネリーザSS「崖の上にて」(作・シーラカンス)

ネリーザSS「崖の上にて」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv244.html?#13160141370601



今までシーナのSSを書いてきましたが、
今回は別のキャラクターの視点から書いて見ました。
ネリーザ……公安編で脱獄した女囚で、ちょろっとしか出てこない人物です。

しかもギャグなしのシリアスで……読む人いないんじゃないかとも思いましたが、どうしても書いてみたかったのです。

シルフェイドの世界って、不条理ギャグの一方で、さらりと人間の苦悩、困難、悲惨な結末が描かれたり、シビアでドライな面が結構出てきます。

自分の犯した罪を、主人公に命を留められることで認識し始めたネリーザを、黒サラと重ねてアフターストーリーにしてみました。(黒サラは出てこないけど)
他の登場人物のアフターストーリーも絡ませて、主人公の行動の影響みたいなものを感じられる展開を狙いました。

舞台設定と配役はなかなかにうまくいったと自己満足していたのですが、後で読んでみるとほんとにこれで良かったのか不安になってくる……。

本当は、「犯罪者は絶対に許さない!」というセトのような被害者の視点ももっと取り入れるべきだったのかもしれません。
そんなセトも、公安編で捕まえたジョーンズの話を聞いて、葛藤していましたよね。
悪い犯罪者を捕まえる!というシンプルな正義感・意気込みで突っ走ってた彼女が、初めて犯罪者の事情に思いを巡らすシーン……とても印象的でした。

セトがその後どんな警察官になったのか、気になります。
公安編って、いろいろ考えさせられる展開が多いなぁ……。


2011年9月21日水曜日

シズナさんの魅力


最近になってSSを書き始め、シルフェイドの様々な登場人物を自分勝手に動かしてみる中で、キャラクターの新たな一面に気付いたというか、ますますシルキャラが好きになってきました。

そんな中の一人がシズナさん。
「人の考えていることが分かる」という人物を恋愛がらみのお話の中で動かそうとすると、他キャラクターとは違う個性が見えてきました。

シズナさんは、主人公の考えていることは読めない設定です。
その主人公とシズナさんが恋愛をした場合、結局お互いの心を読めないのだから、普通の人と同じ恋愛になる……と思いきや、そうでもない。

主人公の考えていることは読めなくても、
主人公に好意を寄せる第三者の考えは、分かってしまいます。

思いを寄せる人の考えは分からないのに、ライバルの気持ちはダイレクトに分かってしまう……これ、お話として面白くなる気がします。
シズナさんは、三角以上の関係になったとき、絶対に面白い!

主人公のハーレム状態を書いたときに、気付いたのです。
ライバルの女の子に囲まれれば囲まれるほど、シズナは焦り、行動の動機が増え、どんどん可愛くなっていくような……。

それはそれで、不遇なキャラですが……。

2011年9月19日月曜日

ヒロイン・オア・ゲ○イン

シルフェイド学院物語のユーザーデータ集に、シーナのSSをいくつか投稿させていただいたのですが、彼女を書くたびに悩むことがあるのです……。
シーナにゲ○という飛び道具を持たせるかどうか……。

シル学のシーナは、本当にかわいいヒロインで、あまり裏の部分というか、汚いところは見せません。ガーン顔も本編中で、わずかに一回(たぶん)しか見せない。
シル見でのシーナは吐き戻すし、密かにバレなきゃ何してもいいと思ってるし、こんなヒロインいないよっていう個性が強かったのです。

自分がSSを書くとしたら、どちらのシーナがいいのか?
吐かせていいのか? シル学シーナのイメージを崩さないか?
実はシーナファンは、むしろゲ○イン歓迎なのか? 吐かないと物足りないのか?

私個人としては、葛藤しながらも辛うじてゲロイン派です。
シル見において、シーナの「うっ」はギャグだと思ってたのに、話が進むと、あれ? ……と、ずいぶんシビアな話に繋がってきます。
これはシル見ならではの醍醐味だと思うんですよね。
あれ、これ完全にギャグだと思ったのに、伏線? みたいな出来事が他にもありました。
そういう意味で、シーナはゲ○あってのシーナだと思うのです。

でも、シル学シーナも結構好きなんです。
シル学シーナのイベントは、余命がわずかなことを悲しむよりも、主人公と会って話したい、少ない時間でも主人公との思い出を大事にしたいという思いがしんみり伝わってきて、あっさりしてるけど、良いんですよね。
このシーナは、あまり吐かせたくないなぁとも思います。
病院で吐いても、ギャグになりにくいかも知れませんし。

他の人はどう思っているのか……気になります。
自分の中でも迷っているからだと思います。
ヒロインか……ゲ○インか……。

ヒとゲの間を揺れ動く女の子、シーナについての葛藤でした。

2011年9月18日日曜日

【感想】『住居追加』ロッカー室(作・晴天様)


『住居追加』ロッカー室
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv276.html?#13106605257901


シルフェイド学院物語をより豪華にしてくれるユーザーデータ……多くの作者様が製作した面白いデータがたくさんあるので、もっと感想を書き留めておきたい!

こちらの『住居追加』ロッカー室を導入すると、学院のロッカー室に住むことができるようになります。
ロッカー室といえば、メアリー!!
このデータによって、メアリーといっぱい仲良くできるのです。
私は男主人公でやりましたが、メアリーとだんだん仲良くなっていく過程は、なかなかに、ニヤニヤできるものがありました。

ロッカー室というおかしな場所に住み着かなければならないため、主人公にはいくつかデメリットが課せられます。
たまに、よく休めなかったり。
たまに、お金を盗まれたり……。
最初お金を失ったとき、「銀行に預けておけば良かったぁーー!!」と後悔しました。
まあ、後々盗まれなくなりますが……。

景品以外で、銀行の必要性を感じられるので、盗まれるのも面白いな、と思いました。
実生活でも、大金は手元に置かずに銀行に預けますからね。

そんな憐れな場所に住む主人公のために、学院生が助けに来てくれます。
バライティに富んだ人たちが、その人なりの方法で、差し入れしてくれます。

さまざまな学院生が助けてくれるおかげで、シルフェイド学院がより楽しくなった気がします。
「ロッカー室に住む」という状況は異常ですが、「学院に住む」という舞台設定とそれを利用した「学院生が大勢助けに来る」というイベントによって、
「学院」の面白さが増します。
「ああ、この学院に入りたいなぁ……」と思いました。

とにかくにぎやかで、シルフェイドキャラ総出演ゲームとしての魅力が引き出されるユザデです。

2011年9月17日土曜日

シーナSS「無茶をしすぎた主人公」(作・シーラカンス)

シーナSS「無茶をしすぎた主人公」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv222.html?#13146300514201



ラブコメ再挑戦と意気込んで構想を練り始めた「無茶をしすぎた主人公」。
以前投稿した「アンロック・ミー」ではストーリーがおかしな方向に行ってしまったので、今度こそシーナとアウルの主人公の取り合いを書こうと思ったのです。

私、シーナもアウルも大好きだから……
自分の願望が恥ずかしいほど反映されてて本当すみません。

……でも結局、当初の構想もへったくれもない路線変更で、おかしな話になってしまいました。ただ、これはこれで、自分の中では気に入ってたり。

かわいい女の子が、主人公をめぐって取り合い……。
ありきたりな話だけど、やっぱり皆の願望ですよね……。

2011年9月16日金曜日

シルフェイド学院物語アンケート雑感


シルフェイド学院物語のアンケート結果が、公式HPに公開されましたね。
私が投票したシーナは第4位でした。
まあ、シーナならこのくらいの順位は当然!

備考欄に記載されていた、「ゲ○があったら1位が狙えた」かどうかですが、可能性はあると思います。
「学院に通う」+「ゲ○」イベント搭載で、おそらくインパクト大!
病院では多分、効果薄いと思うんですよねー……何の話だ。

シル学はかなり熱中して遊べましたし、現在も遊んでます!
仕事もあり、まとまった時間が無くて、ガッツリできないのですが……。
気が付いたら、プレイ時間は90時間!
やはり、ユーザーデータの存在が大きいです!

ユーザーデータ機能を考えると、2000円はめちゃくちゃ安い! と感じます。
でも、ユーザーデータを使わない・使っても面白くなかった人で、2000円が高いと感じる人がいたとしたら、それも理解できる気がします。

アンケート分析は毎回楽しく拝見しているのですが、
今回の「値段」の分析については、プレイ時間別ではなく、
「ユーザーデータを使う/使わない」というプレイスタイル別でも平均を取ったら面白いかなと思いました。

明らかに、ユーザーデータをどの程度使うかが、評価に大きく影響しているからです。

私個人としてはユーザーデータバンバン使って、SS作って、2000円でこれほど楽しい体験が出来るなんて大満足です。

そんな私ですが、「シルエットノート」の時にはSSを読んでいませんでした。
その当時は公式のシナリオ以外、全く興味が無かったのです。
そういう人にとっては、アンケート結果で「2000円を超えました」というのを見ると、他のファンが異様に高評価を付けているように見えて、危機感を抱いたり、某掲示板で「もう買わない」とか言ったりするんじゃないか。
ふと、そんな風に感じました。

「ユーザーデータを使う/使わない」での価格差が分かると、本体とユザデの評価を区別して分析できるかも知れません。

2011年9月10日土曜日

シーナSS「シーナの学院見聞録」(作・シーラカンス)

シーナSS「シーナの学院見聞録」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv222.html?#13129029904201


前回書いたSSから二ヶ月くらいかかりました……その間はツール系のユザデをちょいちょい作っておりました。
SSを書き始めてから、なかなか完成までたどり着けなかったのです。
仕事が忙しかったこともありましたが、SSの登場人物が多くて下調べに時間がかかってしまったのが大きな原因です。

今度は、
「学院でシーナとみんなのドタバタを書きたい!」
という目的がありました。
シルフェイド見聞録ではノーマ学院を受験し、通っていたシーナですが、シルフェイド学院物語では通えていません。
余命がわずかなので仕方ないのですが、一日だけシーナが学院に遊びに来る姿をどうしても見たかったのです。

一日でみんなと交流するためにはたくさんのイベントを起こさなければならず、それなりの長さになりました。
個々のエピソードのアイディアがあっても、ぜんぜんストーリーとして繋がらず、四苦八苦しました……。
もっと長いSSを連作で書いていらっしゃる方は本当に尊敬します。

もっとポンポン書けるようになりたいなぁ……。

2011年8月31日水曜日

シーナアウルSS「アンロック・ミー」(作・シーラカンス)

シーナアウルSS「アンロック・ミー」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv222.html?#13089680229101


2作目に書いたSS。
「ニヤニヤできるラブコメが書きたい!」
と思い立ち、シーナとアウルが男主人公を取り合う話を書き始めました。

アウルも、シーナと同じくらい大大大好きなキャラクターなんです。
それにアウルを出せば、必然的に地歴編→シーナ死なない(可能性)
となるので、なんか安心できる……。

ところが書き始めてみると、うまくいきません。
二人とも知性派だから、何か腹黒い探り合いが書きたい
と思っていたのですが、文章の力が追いつきません。
修行が足りませんでした。

途中で思いついたネタに引っ張られるまま、
二人ともキャラクターがおかしくなりつつEND。
こんなの公開したら怒られないか若干不安でしたが、
これはこれでありかなぁと思い直しアップロードしました。

思ったより受け入れてもらえて、良かった……。

2011年8月26日金曜日

【感想】盲目少女の未来日記(作・遼遠様)

「盲目少女の未来日記」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv265.html?#13060825507301


主人公とウリユのデートを描いたSSです。
このデータに寄せられた感想を見ると
「すごくシルフェイドな」「とてもシルフェイドしている」
という言葉があります。
シルフェイドシリーズのファンにとっては、最大級の賛辞に違いありません。

これらの賛辞が評価している点は、ギャグの発想の素晴らしさだと私は思います。
シルフェイド見聞録でも、尋常の発想では出てこないような理不尽な出来事がエシュターに襲いかかっていましたが、このSSでウリユたちを翻弄するキャラクターたちにも、それと通ずるものを感じました。

それでいて、ウリユがかわいく描かれているのも良い!
作者様は「ウリユがかわいいのは仕様」と謙遜されていましたが、
どんなにぶっ飛んだ話でも、
こういうところで原作準拠なのは非常に重要だと思います!

サクッと読めて、
ウリユかわいいよウリユできて、
シルフェイドなSS。
お勧めです。

2011年8月25日木曜日

シーナSS「オルゴールのお返し」(作・シーラカンス)

シーナSS「オルゴールのお返し」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv222.html?#13080695063801


一念発起して初めて書いたSSです。
シル学シーナといえばオルゴールなので、
まずはオルゴール関連の話を書くことにしました。

そこで、マフラーを編んで主人公にお返しする話に。
「性別」「名前」「トーテム」をSSで選べるようにしました。

トーテムそれぞれの反応・口調の変化をつけるのは、
結構面白かったです。

このSSを投稿して、初めて名も知らぬ人(名前欄が空欄でした)から
感想をもらった時は、嬉しかったなぁ。
その後も時間をおいて何件か感想を頂き、本当に嬉しかったです。
稚拙なところも多々あったのではと思いますが、
どんなことでも感想を頂けるのは嬉しいです。

感想をもらえる嬉しさに気づいてからは、
私も、他の作者様の作品に積極的にコメントをするようになりました。

2011年8月24日水曜日

【感想】シズナ短編SS(作・赤豹様)

シズナ短編SS
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv222.html?#13076338057201


このSSはシズナさんが主人公との恋の悩みを弟のシン君に相談する、という内容です。
シズナのキャラは原作に比べるとテンションが高く、ぶっ飛んでいるとも言えますが、
そこが良かった!!
恋に浮かれるシズナさんが非常にカワイイ。
ニヤニヤできること請け合いです。

そしてそんなシズナさんに対するシン君の応対も冴えてます。
シル学のシン君は実に表情豊かで、それが突っ込みのキレに生かされています。

ゲーム中で誰もが気になっている出来事、他のユーザーデータなど、メタなネタがたくさん盛り込まれていて、ゲームをプレイしたならきっと楽しめると思います。

そしてSSの終盤、どのキャラのユザデが一番多くて、プレイヤーに愛されているかを議論する場でシーナが放った一言が、その後の私を変えてくれました。
シーナ「誰か私のユーザーデータを……」
その当時は、シーナのデータはほんの少ししか無かったんですね。

(以下、私の幸せな脳内)
まさか私が、シーナ本人からお願いされる日が来るなんて……。
そうだ、こんな私でも、シーナのために何か出来ることがあるんじゃないか?
確かにウリユ・黒サラのデータが圧倒的に多いかもしれないけど……。
シーナは、こんなもんじゃない!
シーナの魅力を、私が伝えなければ!!

そのような出来事があって、私は初めてSSを書き、それを公開するという行動に出たのでした。
そんなわけで、「シズナ短編SS」は、私にとってシル学の新たな楽しみを教えてくれた、
もとい、引き込んでくれた特別な作品です。

2011年8月23日火曜日

ブログ開始

5月頃からシルフェイド学院物語(SilverSecond様)にハマり、今も少しずつプレイしております。
あまりにもハマってしまい、自作のSSを作って公式サイトのユーザーデータ集にアップロードしてしまいました……。

このブログでは、
  • 自分のユーザーデータ(主にSS)の製作時や公開後に思ったこと
  • 他の方が作成した素晴らしいユーザーデータのメモ・感想
など、シル学のユーザーデータ周りを中心に、書いていこうと思います。

私がシルフェイドシリーズに始めて触れたのがシルフェイド見聞録のシークエンス3が公開されたくらいの時期で、それからずっとSilverSecond作品をプレイしておりました。
ただ、これまではファンサイトへの参加や二次創作などはせず、そういう活動をしている方々を「面白そうだな~盛り上がってるな~」と見てるだけでした。

なのでシル学のSSが、私の初めての「二次創作」になります。
といっても、そんな大層な作品を作った訳でも無いんですが……。
それでも、自分の想像を形にする楽しさを感じることができて、忘れられない体験になりました。

初めて投稿したSSにコメントを1件頂いて、まさか反応を頂けるとは思っていなかったので、嬉しさのあまり何度もコメント欄を読んで、一日中ぼーっとしてたのもいい思い出。

そんなわけで、これから少しずつ、シル学ユーザーデータに関することを
忘れないように、気の向くまま書いていきたいと思います。