いつも参考にさせて頂いているシルフェイド学院物語 ユーザデータ講座 @ ウィキにて、他キャラから黒サラへの呼ばれ方について、「バルトの台詞やシーナと主人公の会話からして、サラと名乗っている?」というコメントがあったのです。
バルトの台詞は確認できなかったのですが、シーナの台詞は恐らく「この病院でも、薄い金髪のサラさんって人を前見たけど……」辺りの部分ではないかと思います。
今までの私のSSでは、シーナ→黒サラの呼称は、「黒サラさん」としていたので、もしサラの方で確定したら、修正する必要がありました。
そこで調べてみたところ、黒サラの呼称については、黒サラとの出会いイベントにヒントがありました。一連のイベントの最後に、
あの少女を、これからという文章(地の文)が出てきました。
「黒のサラ」と呼称することにした。
その後の登場では、ウィンドウの表記は「黒のサラ」となります。
という訳で、以下の呼称を確認することが出来ました。
地の文:黒のサラ・サラ
ウィンドウ表記:黒のサラ
会話文:サラ
原作の確認はここまでで、ここからは推測の話になります。
まず、主人公とトーテムは「黒のサラ」と呼ぶ可能性が高そうです。
出会いイベントの流れからして、「呼称することにした」のは、主人公とトーテムであると考えるのが自然です。また、彼ら/彼女らは元々世界に居たサラと黒服のサラを区別する必要があります(白のサラという表記も出てきます)。
ただ、普通の会話で「黒のサラ」と呼んでいては長いので、あだ名のように「黒サラ」もしくは名前だけ「サラ」と呼ぶこともありそうです。多分「クロノ」が名字扱いになっているのではないでしょうか。この辺は魂喰らいさんのSSにもありましたね。
他の登場人物は、主人公から黒サラの紹介を受けるはずですから、「黒のサラ」「サラ」として初対面をしたと考えられます。元のサラと面識のない人は区別の必要がないので、普通に名前で「サラ」と呼ぶと思われます。しかし、主人公の会話の中で、主人公の呼び方を聞くこともありそうなので、他の人がそれを真似て「黒のサラ」「黒サラ」と呼ぶことも、考えられなくはありません。
主人公・トーテム・その他の方々は「黒のサラ」「サラ」どちらの呼称も認識している可能性が十分にあるので、「黒のサラ」「サラ」そしてあだ名の「黒サラ」どれで呼んでいても、不自然とまでは言えないと考えられます。呼び方を選べた方が文章を書きやすくなるので、できればこの解釈で行きたい!
なお、黒サラ自身は「黒のサラ」とは名乗らないかも知れませんね。周りと打ち解けて、たくさん呼ばれるようになったら、自ら「黒のサラ」ということもあるかも知れません。