2012年12月26日水曜日

シル学ユーザデータ大賞、結果!

およそ一ヶ月の期間で行われた「シルフェイド学院物語ユーザデータ大賞」。ついに結果が発表されましたね!

私のユーザデータに投票してくださった皆様、本当にありがとうございました! 身に余るほど高い評価を頂いて、結果発表を見たときは本当に体が震えました。 掲載されたコメントも全部読ませていただきました。 ありがとうございました!

まだ若干舞い上がっているところがあるので、冷静になったら、またじっくり結果を読んで楽しみたいと思います。

ひとまず、SSを書くに当たって常に気になっていた「原作との親和性」について、自分の受けた評価をまとめてみました。

新鮮
片道探究部
アンロック・ミー
シーナの学院見聞録 / 並列世界のサラたちへ
無茶をしすぎた主人公 / 崖の上にて
バカのみぞ見えぬ服 / バカには見える服 / エルコート書店の疑惑
オルゴールのお返し / 救世の探究者
急患はサンタクロース
なじむ

意外だったのは、「バカ服」系の話が「なじむ」側だったことです。「シーナがバカ服を着る」話って、原作になじんでいるんですね。そうかな!? と思ったのですが……言われてみれば何となく、なじんでいる気がしてくるから不思議です。とりあえず原作の裸方面のネタに対するキャパシティは、思っていた以上に大きいことが分かりました。

自分の中では、「シーナがバカ服を着る話なんて、今度こそ怒られるんじゃないか?」と恐れながら投稿したSSだったので、当然「新鮮」側だと思い込んでいたんです。でも思えば、シル幻でも片道勇者でも、脱衣系ネタは若い女子だろうと関係なく適用されていましたね。

脱衣ネタってホント「なじむ」んですよね。シル学キャラはみんな裸になれますし。……改めてシル学ユーザデータの懐の深さを知った気がします。そして、受け入れてくださった皆様、ありがとうございました。



また、シンセトSS「エルコート書店の疑惑」について、
「現在のバージョンのシル学では60%引きまでしかないのが残念。」 
というコメントを頂きましたので、この件についてご説明します。

交渉1回で値引きされるのが60%でも、Will が残っている限り、交渉は重ねて使用することが出来ます。 本屋の育成本6冊全て購入する際、交渉を3回使うと、
5950シルバ → 2380シルバ → 952シルバ → 357シルバ 
となり、9割引きを超えることが出来ます。SSの中で店長が「段階的に」値引きされたと言っているのは、交渉の重複使用のことを指しています……すみません、分かりにくかったと思います。

念のため現在のバージョンでも交渉の重複を試したところ、可能でしたのでご報告します。

上の「357シルバ」の数字は、「エルコート書店の疑惑」の中でそのまま使っています。


改めまして、投票してくださった方、コメントをくださった方、SSを読んでくださった方、ありがとうございました!! そして SmokingWOLF さんに、心から感謝します。

さて、それではこれから、イーリスを選んでシルフェイド島へダイブしてきます!

6 件のコメント:

  1. 前回のコメントで質問に答えていただいたのにご無沙汰してすみません。色々有った物で……。
    大体はシーラカンスさんも同じように評価しているようで良かったです。


    SS部門での1位獲得&大量上位入賞+おすすめデータ入りおめでとうございます。
    自分の評価としては、シーラカンスさんの作品は最初に評価した時に、全般が高得点だったので「もうちょっとそれぞれに差をつけよう」って事で全体に得点を削ったんですよね。
    それでもシーラカンスさんの得点が全体的に高かったので結果もシーラカンスさんが並ぶんだろうと思ってました。


    親和性の話ですが、自分は
    シーナSS「バカのみぞ見えぬ服」[弱▽▽▽▽▼強]
    イシュテナSS「バカには見える服」[弱▼▽▽▽▽強]
    ってつけましたね。イシュテナ先生の方は「その発想は無かった」って事で新鮮でした。


    自分のSSはいまひとつでしたけど、全体で見ると6本投稿して、基本クラス部門で5、15、29位、その他部門で9位と上位入賞、2本が公式おすすめに入っているんだからかなりの好成績ですよね。
    この成績もシーラカンスさんの「文字の演出」や他の皆さんのユザデを参考にさせていただいたり、他の方にファイルやアイテムをお借りしたしたおかげなのかもしれませんね。クリック待ちの件は改めてありがとうございました。


    結果発表ですけど細かい数字で見ると色々見えてきますよ。自分の作品の場合。
    基本クラス用
    5位の「特典アイテムまとめ」 平均点で3位、入れておけ度2.7(恐らく1位?)やはり、人気データに対応しているのは大きい?

    15位の「アウルと水晶と……」 平均点で7位なのに合計点の方が伸びてない
    アウルが隠れキャラだから人化方法の分からないライトユーザーの票が少なめなのと、投稿の時期が遅めだったから?

    29位の「武術運動部・助っ人選び」入れておけ度 平均2.2は周りと比べて高評価。自分的にはコメントが0だったので上位に入っているのが驚き。
    シーラカンスさんの「携帯アプリ『成長生活グラフ』」も上位に入っていましたけど、自分の作った作品全般のように、自分で欲しいと思った物を作ると皆さんが使ってくれるんでしょうかね?

    その他部門
    9位「SS用テクニック集」 SS作者向けなのでいまひとつ?
    そもそも、その他部門は投票が少ないのためか合計点が団子状態なので、投票者が2,3人増えるだけで全体の順位が大きく変わりそう。


    しかし、気になったのですがSS部門とその他部門での完成度が全体的に低すぎませんかね? いくらなんでも新クラス部門や基本クラス部門に比べて完成度が低すぎますし……。
    この件に関しては現在WOLFさんの返答待ちなんですが、低評価を多くの作品に付けた人が居るのか、無評価が0で平均を下げているのか……。

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    1. ありがとうございます!
      自分としては、こんなに評価されるとは……とても嬉しかったのですが、驚きも大きかったです。

      私は、SS部門投票では魂喰らいさんの「Memory」シリーズに最も高い評点をつけました。シリーズ全話にコメントを書いたのですが、全部は載せてもらえなかったみたいです……残念。七話下・九話・十話が特に好きなんですよ!

      そしてカイルさんのデータもオススメデータ入り、おめでとうございます!

      特に、「特典アイテムまとめ」の「入れておけ度」平均2.7は凄いですね。34人の票のうちほとんどが星3つですよね。私も星3つで入れました。
      「アウルと水晶と……」は、投票コメントにアウルファンが大集合していて面白かったです^^。私はシーナが好きでSSを書き始めた者ですが、アウルも大好きなので投票コメントに深く共感します。
      それから、公式ユザデ集のコメントが0でも、遊んでくれている人がいたと分かると心強いですよね。晴天さんのブログで「成長生活グラフ」を取り上げて頂いた時も、すごく嬉しかったです。

      「SS用テクニック集」は作者向けということで、やはり票数が少なかったですかね。ただ、こういうデータは他のデータ作成に役立っていたりするので、額面の評価以上にユーザデータ全体に貢献しているところもあると思いますよ! 私もカイルさんはもちろん、他のユザデ作者から刺激を受けながらここまでユザデ制作を楽しんできました。

      SS部門とその他部門の「完成度」評価については、投票人数が比較的少ないので、その分個々の評価基準の揺らぎが出やすい面もあるのかもしれません。また、今回の評価項目は主にゲーム本編に組み込むユーザデータを想定されているので、以前カイルさんから頂いたコメントのように「SS部門・その他部門で、この項目の評価をどう付けよう……」みたいな迷いが出たことも考えられます。例えば、新クラスとSSを同様の完成度では評価できない、と考える方もいるかもしれませんし、それはそれで一つの見方だと思います。

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  2. お祝いの言葉、ありがとうございます。

    「Memory」シリーズの件ですが、ひょっとしたら自分がWOLFさんに送った拍手コメントに少々語弊があったのが原因だったかもしれません。自分が拍手で訂正したら、WOLFさんが全部載せてくれたようですよ。

    コメント数に関しては、やっぱり公開直後に沢山コメントが来たので作品の出来に満足してしまったり、コメントが少ないのであきらめて更新せずに順位が伸びなかった人も居るんですかね?
    自分は以前話題に出したラノベ作法のページに「他人から評価を得ることを最大の目的にしない」との言葉があったのでそれを意識してました。
    だから、何度も更新をしたのでその分トップページに何度も表示されて、それでダウンロードしてくれた人が増えたのかもしれませんね。
    「SS用テクニック集」に関しても順位は気にはしてないです。
    確か、8作品(明言されている物だけなのでひょっとしたらそれ以上)で反響が来ていますからね。

    他のユザデ作者から刺激を受けながらっていうのは皆さんもでしょうね。
    今回おすすめデータに入ったデータ達も、自分が何らかの形で関わったデータがほとんどですもん。

    SS・その他部門に関してはシーラカンスさんの説もありそうですね。
    自分も投票記録を見なおしてみると、やはり総合得点では大型データの得点の方が高いです。
    まあ、自分はSSや技術集をクラスデータやキャラデータと同じ土俵では比べませんけど……。

    そういえば、言いそびれていたんですが、このブログの右の最近のコメントが表示されたた部分が「エラーが発生しました」ってなってますけど……

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    1. コメント掲載については、 SmokingWOLF さんのご判断だと思っていたので、今回掲載されなかったコメントは「Memory」シリーズの感想を書くときにでも再びまとめようかなと思っていました。掲載していただき嬉しいと共に恐縮です。お手数をお掛けしました。

      私も、「他人から評価を得ることを最大の目的にしない」というのは大事というか、本来の形だと思います。私の場合、SSを書き始めた目的はシーナに幸せな話を用意したかった、という個人的な趣向です。なのでSSが書けた時点でそれなりの満足感はありました。

      一方で、公開するからには「人に伝えたい」という思いは確かに存在します。私の場合は「シーナの魅力を伝えたい!」「シル学の面白さを表現したい!」とかそんな感じです。なので、やはり評価をもらえることが嬉しいのは間違いありません。

      「面白かった」と言ってもらえるのは凄く力になるんですよね。それが気持ちいいので、さらに書くときにはもう少し工夫してみようか……となっていくところはありました。

      でも、例えば私のSSの場合だったら「面白いと言ってもらうためにシーナの魅力を曲げる」とアウトですよね。それは結果として面白くないものになりそうですし、もしそれで面白いなら二次創作以外でやった方が良いということになります。

      そこが「他人から評価を得ることを最大の目的にしない」の、判定ラインなんじゃないかなぁと思います。「伝えたいこと」「表現したいこと」をしっかり書くのが第一目的。それを前提とした上で、「どう上手く伝えるか(評価を上げるか)」という「第二段階の目的」があるのではないでしょうか。

      ただ、自分の伝えたいものをしっかり分かっているかどうか、という難しい問題もありますね。「シーナの魅力を伝えたい」だったら、「じゃあ、シーナの魅力って何?」と原作を分析・考察して、自分で分かっていないと、当然伝えることが出来ません。間違って把握していると、知らず知らずに「伝えたいことを」を曲げてしまうかもしれません。ここが怖いんですよね……自分もいつも迷ったり悩んだりです^^。

      あと、右側部分のご指摘ありがとうございました。修正します!

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    2. いえ、「Memory」シリーズの件は、元々自分のコメントが原因だと思うので、自分が動くのは当然の事かと。
      ちなみに、自分のコメントを要約すると「SS部門の上位はシーラカンスさんや【魂喰らいさん】が独占する可能性が有り、そうなると他の方の作品が目立たなくなるかもしれないので、SS部門に限り、上位入賞で【同じ作者さんの作品は3つまで】という風にしたら~」みたいな内容でした(WOLFさんは強調部分を拾った模様)
      個人的には上位入賞作品と同じ作者さんの作品は上位から外れても読んでもらえるかと思ったので、このコメントしたのですが、内心で自分の作品の順位を上げたいという思いがあったのかもしれません。
      どちらにせよ、シーラカンスさんと魂喰らいさんにご迷惑をおかけする事になってすみませんでした。

      自分の創作もやっぱり自分自身の作りたいものを作るっていうのが前提ですね。
      特典アイテムまとめ、武運助っ人選び、トーテムテスタ→欲しいので作った
      アウルと水晶と……→地歴以外でもアウルに主人公の手伝いと主人公との思い出作りをさせてあげたかった
      ウリユのSS→ウリユに(ネタバレ自重)の様な感じを(略)
      テクニック集→他の作者さんに役立てて欲しかった
      って感じの動機です。

      他の作者さん、特に大賞の上位の方も結構自分が作りたいもの、遊びたいものを作っている様なので更新も続くのかと思います。

      聞いた話なのですが「人をもてなしたいのであれば、自分の出来る事を最大限にやれば良い。相手にとっては、それが他人のやる事と比べてどうかは問題ではない。もしも、相手に気に入られようとあれもこれもしようという気持ちがあれば結局の所、相手はうんざりするだけ」というものが有りました。

      この話と同じで、ユザデ大賞の結果を見る限り、目立った文章力や技術が無くても、自分の出来る部分をがんばっている作者さんの作品は上位に入れるんですよね。
      逆に、能力があっても、他人からの評価を上げるべくあれもこれもと詰め込もうとして、バグ取りや基本的な考察、雰囲気作りの様な基本的な事が半端になると評価は下がりますし、バグが残っているとおすすめにも入れない……やはり基本が大事なんですよね。

      上位にはあれもこれも詰め込んだ上で基本も崩してない人達も居ますけど、ああいった人はそれが「自分の出来る最大限」なんですよね。創作やプログラムの経験が有る方達みたいですし……
      そういえばシーラカンスさんは「二次創作は初」と言ってましたけど創作自体の経験は有るんですか? もし経験無しでSS部門の上位にあれだけ入れたなら相当凄い事だと思いますけど……

      そういえば、ユザデを作るコツや注意点みたいな物をまとめた物を作ろうかと思っていたのですが、作らないまま現在に至ります。
      ユザデ大賞の順位から得る物もありましたし、今年こそ作りたいですね。
      「アウルと水晶と……」のシーナと黒のサラのイベントも未完成なのですが、方向性を見失ってしまったのでいったん別の物を作った方が良いかなーと……

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    3. SS部門については、確かに、作者ごとの投稿作品数の偏りが大きかったですからね。私としても、色々な方の作品を読んでみたいという気持ちはあります。でも出来れば、順位の制限よりも、様々な方がさらにSSをたくさん投稿してくれる方向になったら嬉しいですよね。カイルさんもいかがですか? もう一本……なんて。

      やっぱり、作りたいものを作るのが良いんですよね! 作りたいものを作れるというのは、本当に気分が良いものです。シル学に二次創作機能が付いていて本当にありがたい話です。

      私の創作の経験については……創作と言っていいのか分からないのですが、部活の仲間内で合宿ごとに、余興で軽いコントみたいな事をやっていまして、その時の台本をよく書いていました。多くが内輪ネタ・下ネタ・パロディばかりでロクなもんじゃなかったんですけど……台本作りとシル学SSの制作は、何となく重なる面があるような気もします。

      ユザデ制作のコツというのも、けっこう難しいですよね。それぞれ作者ごとの拘りもあると思うので、内容によっては議論を呼ぶかも……技術集よりもそういう面での難しさがありそうですね。私としては、あまりガチガチのルール集みたいなものではなく、できれば「作ってみたいなぁ」と思わせるような、楽しいコツのまとめがあったら、嬉しいです。

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