2012年1月21日土曜日

アウルSS「救世の探究者」(作・シーラカンス)

アウルSS「救世の探究者」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv201.html?#13268217945001


今回投稿させていただいたアウルSS「救世の探究者」では、主人公が地の文でかなりしゃべります。その点、他の方が読むとどのように感じるのか、気になるところです。

ゲーム本編では、主人公はほとんどしゃべりません(公安の推理タイム以外)。シルフェイド幻想譚と同じで、主人公=プレイヤーというスタイルです。これまでのSSではそれに準拠して、ほぼ無口で通していました。

ただ、SSではそれほど拘らずにしゃべらせても良いのではないか、とも考えていました。一般のユーザーデータにおいては、ゲーム中の展開に溶け込むので、いきなり主人公がしゃべり過ぎると、それまで無口だった主人公が急に饒舌になったように感じられます。一方、SSであれば本編とは別な流れとして受け止められやすく、割と許容されるのではないかと思ったのです。

ゲーム中であれば、プレイヤーが主人公として行動を選択・決定します。ですから主人公がしゃべらなくても、自然に存在を感じることができます。しかしSSでは、ただ無口でいると存在感がなくなってしまうので、いろいろ工夫が必要になります。トーテムにつっこませて、主人公のセリフを代弁したり、選択肢を用意したり。今回の書き方も、そんな試行錯誤の一環でした。

主人公の顔グラフィックを出さず、一人称視点の地の文がそのまま台詞っぽくなるようにして、なるべく受け入れやすく、プレイヤーと同化するように……と頑張ってはみたのですが、他の人が読むとどんな感じなんでしょう。主人公の情熱に少しでも共感できれば、きっと……でも、主人公像は人それぞれですから、合わなかった方には申し訳ないです。

などと堅苦しいことをいろいろ書きましたが、SS自体は非常にくだらない内容です。

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