2012年1月29日日曜日

シル学・好きなBGM

シルフェイド学院物語って、BGMも良い曲が多いですよね。
SSを作成する上でも、どのシーンでどのBGMを使うか……というのは重要なので、良い曲が揃っているのは非常にありがたいです。作業中にじっくり聞いたりすることも多いです。

私が一番好きな曲は、タイトル画面の音楽です。おそらく、私が一番長い時間聞いているBGMです。よくSSの作成途中に、テストプレイのためにシル学をタイトル画面のまま放置して作業をするのですが、その時に流れる曲……落ち着いた雰囲気で、適度に退屈しない曲調がとても好みです。

そういえば、「片道勇者」のタイトル画面のBGMも、すごく好きですね。タイトル画面をずっと見ていると、自転する大地の上を日が昇って沈み、夜が来て……それに合わせて流れるBGMは、少し壮大さを感じさせつつも騒々しくならず、ゆったりとした曲です。あのタイトル画面は素晴らしい……。

話はシル学に戻りまして、そういえば私が今まで作ったSSでは、どんな曲をたくさん使っているのか、ちょっと気になったので調べてみました。今まで投稿させていただいた私の10編のSSから、先頭が「!BGM」となっている行を抜き出して、曲名をカウントしました。すると、以下のような結果に。


1位:  コミカル1 27
2位:  緊急事態 18
3位:  穏やか1 18
4位:  穏やか3 10
5位:  エンド2 9


本当は曲名を指定しない「!BGM」が一番多くて100以上あるのですが、それは除きました。
やっぱり「コミカル1」を愛用していました。もうほとんどテーマ曲です。「緊急事態」「穏やか1」も非常に使い勝手が良くて、多用しているみたいです。「穏やか3」はタイトル曲の次に好きな曲です。曲後半の展開が特に素敵で、ここぞというシーンで使いたくなります。「エンド2」は名前入力画面で良く使っています。

他の方の作品でも統計を取ったら、良く使われるBGMが分かるかもしれませんね。BGM以外にも、作者ごとのSEの傾向、「……」「!」の使用率、1画面あたりの文章量などを調べてみたら面白いかも……。

2012年1月21日土曜日

アウルSS「救世の探究者」(作・シーラカンス)

アウルSS「救世の探究者」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv201.html?#13268217945001


今回投稿させていただいたアウルSS「救世の探究者」では、主人公が地の文でかなりしゃべります。その点、他の方が読むとどのように感じるのか、気になるところです。

ゲーム本編では、主人公はほとんどしゃべりません(公安の推理タイム以外)。シルフェイド幻想譚と同じで、主人公=プレイヤーというスタイルです。これまでのSSではそれに準拠して、ほぼ無口で通していました。

ただ、SSではそれほど拘らずにしゃべらせても良いのではないか、とも考えていました。一般のユーザーデータにおいては、ゲーム中の展開に溶け込むので、いきなり主人公がしゃべり過ぎると、それまで無口だった主人公が急に饒舌になったように感じられます。一方、SSであれば本編とは別な流れとして受け止められやすく、割と許容されるのではないかと思ったのです。

ゲーム中であれば、プレイヤーが主人公として行動を選択・決定します。ですから主人公がしゃべらなくても、自然に存在を感じることができます。しかしSSでは、ただ無口でいると存在感がなくなってしまうので、いろいろ工夫が必要になります。トーテムにつっこませて、主人公のセリフを代弁したり、選択肢を用意したり。今回の書き方も、そんな試行錯誤の一環でした。

主人公の顔グラフィックを出さず、一人称視点の地の文がそのまま台詞っぽくなるようにして、なるべく受け入れやすく、プレイヤーと同化するように……と頑張ってはみたのですが、他の人が読むとどんな感じなんでしょう。主人公の情熱に少しでも共感できれば、きっと……でも、主人公像は人それぞれですから、合わなかった方には申し訳ないです。

などと堅苦しいことをいろいろ書きましたが、SS自体は非常にくだらない内容です。

2012年1月16日月曜日

【お知らせ】「シル学ユザデリスト(並べ替え加工)」の動作確認しました。

(2012/01/17の 追記) シルフェイド学院物語公式ユーザーデータ集の運用が再開され、「シル学ユザデリスト(並べ替え加工)」の動作確認が取れました。
現在は正常に動作します。



復旧・セキュリティ確認に数日かかることを覚悟していたので、公式ユーザーデータ集の運用再開のスピードが早くて嬉しいです。




(2012/01/16の記事) 
【お知らせ】「シル学ユザデリスト(並べ替え加工)」は現在、正常に動きません。

シルバーセカンドHPのウディタ関連ページがハッキングされ、サイトの内容を書き換えられてしまったそうです。データアップロードスクリプトの脆弱性が原因となっている可能性があることから、しばらくの間、データアップロードに関連するサービスは停止されることになると見込まれます。

停止されたサービスの中には、シル学の公式ユーザーデータ集が含まれます。
そのため、私が作成した「シル学ユザデリスト(並べ替え加工)」のデータ更新用スクリプトは現在、正常に動作しません。エラーメッセージが出て、スクリプトが停止します。

また今後、復旧・セキュリティ強化の過程でサイト側のディレクトリ構造やHTMLが変更された場合、復旧した後もスクリプトが正常に動作しない可能性があります。

「シル学ユザデリスト(並べ替え加工)」は動作の確認がとれるまで使用しないよう、お願い申し上げます。(うっかり使ってしまった場合でも、スクリプトが停止するだけで、PCや公式サイトに害を与えるような動作は起きません)


末筆ながら、ハッキングからの復旧・セキュリティ強化という辛い作業をなさる SmokingWOLF 様が御無理をされませんよう、願っております。
ユーザーデータ作者の皆様、シル学ユーザーデータサイトが復旧しましたら、また楽しませて頂けたら幸いです!

2012年1月13日金曜日

コメントに「返信」ができるようになりました。

今回はシル学の話題ではなく、このブログシステム「Blogger」についてです。

先ほどの記事へのコメントにお返事を書いた時に気付いたのですが、いつの間にかコメント機能が変化していたんですね。それともずっと前からこうだったんですかね……?
  • コメントに返信できるようになった
  • コメント投稿者名に「○○さん」という敬称がつかなくなった
コメント返信機能は便利ですね! 今まで、このブログに頂いたコメントは、本文の中に追記していました。以前のコメント機能では、私がコメントすると「シーラカンスさん のコメント」という風に自分のブログなのに敬称がついて、何となくかっこ悪かったのです。なので、コメント欄ではお返事せずに、本文追記の形をとっていました。

ただ、コメントをたくさん頂いた場合には、どの部分がどのコメントに対する返信なのか分かりにくくて、読む方に申し訳ない状態になっていました。
今回からは返信機能を活用していきたいと思います!
また、過去のコメントへのお返事についても、分かりにくいものは今から返信機能を用いて書き直していきたいと思います。

ただ、その機能変更の影響なのか、いくつかおかしなところも見受けられます。
  • コメント投稿日時が日本時間じゃない(記事の投稿時間は正常)
  • Google Chrome で、記事タイトルの「新」「日」の字が「□」になる(IEとFireFoxは正常、また本文は正常)
特に「【感想】災害対策本部[新クラス]追加(作・Ashi様)」「【感想】盲目少女の未来日記(作・遼遠様)」の記事では、他製作者様の作品名部分が文字化けしてしまっています。このままでは申し訳ないので、何とか対策を取りたいのですが……いろいろいじってみます。自分のPCの問題かもしれません。
(追記)→ 記事タイトルのフォントを変更したら修正されました。

2012年1月12日木曜日

シル学ユザデリスト(並べ替え加工)(作・シーラカンス)

シル学ユザデリスト(並べ替え加工)
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv222.html?#13118655848201


シル学ユーザーデータの投稿数は200近くあります。たくさんのユーザーデータからどれを導入するか……迷った時にデータを探しやすくするツールを作りました。だいぶ前に作ったものですが、昨日バグ修正で更新したのを機会に、今回はこのツールについて書きたいと思います。

シル学ユザデリスト(並べ替え加工)はユーザーデータではありません。公式ユーザーデータページを見やすく並べ替え・整形したhtmlおよび整形用VBScriptが入っています。

公式ユーザーデータ集では「データ名順」「カテゴリ別」「新着・更新順」などでデータを探すことが出来るのですが、こちらのリストを用いることで、さらに「コメント数順」「新着コメント日時順」の並べ替えが出来ます。

「コメント数順」は「人気」のあるデータを見つける際の目安になります。公式ユーザーデータ集にはアマゾンの5つ星のような評価点システムはありませんが、その代わりにコメント数が表示されるようになっています。「コメント数順」に並べることによって、多くの人がプレイしたデータを手軽に知ることが出来ます。

「新着コメント日時順」は「話題」のデータを見つける際の目安になります。多くの場合、新しいコメントは新しく更新されたデータに書かれるので、「更新順」と近い並び替えになります。
しかし一方で、しばらく更新されないデータにも、後から遊んだユーザーによって感想を書き込まれることがあります。更新が落ち着いたデータは埋もれがちなので、そのようなコメントは人の目に触れる機会が少なくなります。場合によっては、作者すら気付かない事も……。
「新着コメント日時順」で並べることで、更新が一段落している良質データを、コメントによってピックアップできる可能性があるわけです。

ただ、使い勝手の悪いところもあります。「新着コメント日時順」の並べ替えは新年を迎えるとバグるので、年ごとに新しいスクリプト一式をダウンロードする必要があるのです。サイトのコメント日時にはもともと「年」情報が無くて「月/日」だけなのですが、スクリプトで無理やり「年」を付加しています。その部分が一年限定でしか対応できないのです。この部分は申し訳ないのですが、これ以上改善できる見込みが立たないので、御容赦をお願い致します。

データを探しやすくすることを目的として作ったものなので、新しくシル学を始める人には便利かもしれません。また、データを探す用事が無くても、「コメント数順」「新着コメント日時順」のリストは見ていて単純に面白いです。
「おお、このデータのコメントすごく伸びてるなー」とか「おお、このデータにコメントが付いた!」とか……並べ替えているだけですが、思わぬ発見があったりします。

2012年1月4日水曜日

新春とシーナの好感度

あけましておめでとうございます!
シル学にハマった勢いで始めたこのブログですが、案外継続しまして、新年を迎えることができました。以前からシルバーセカンド作品のファンでしたが、SS書いたりブログ書いたりするのは昨年から始めたばかりで、失礼な振る舞いをしていないかガタガタで頭にキュウリささりそうな年でした。読んでくだった方、コメントをくださった方、本当にありがとうございます。


さて、シル学のバグ報告用シートを見たところ、1月1日付で新しい要望が出ていました。

「基本3クラス以外でも、シーナの好感度を会話で上がるようにしてほしい」

一瞬、自分が知らない間に書き込んだのかと思いました。

というのも、私も「災害対策本部」や「魔術人形編」をやる上で、シーナの好感度を上げるのに苦労した覚えがあったからです。シーナは4月の時点で「ごほっごほっ……あと半年かぁ」と言っていますが、好感度が低いままで10月を迎えると本当に……。

3クラス以外だと、シーナの会話がクラス決めの前と変化せず、好感度が上昇しないのです。

ユーザーデータで新クラスを導入した上でわざわざ病院を選び、さらに好感度を上げてほしいと要望を出すというのは、かなり熱心なシーナファンの方なのではないでしょうか。他にもそういう人がいるんだなぁと、ちょっと心強く感じました。

ユーザーデータ導入で起こる現象なので、バグ報告シートで対応してもらえるのかは分かりませんが、シーナの会話イベントを停止・上書きするデータを新たに作れば、ユーザー側で対応できるかも知れませんね。

因みに、「災害対策本部」をトーテム「キュー」でやった場合、シーナを生存させることは可能です!
シーナにプレゼント攻勢をかけるのがポイントです。栄養ドリンク、ニワトリの置物、学院の制服をシーナに捧げましょう。また、「キュー」のデータにシーナイベントが含まれているので、そこで好感度を稼げます。ある程度好感度が上がれば、シーナとお出かけすることが出来るようになるので、そこでさらに好感度が上がります。

そういうわけでシーナファンの方は、「災害対策本部」で「キュー」を選んだ場合、大丈夫です! 病院に向かって、迷わず一直線に落下しちゃってください!!


それでは、本年もよろしくお願いいたします!

【感想】災害対策本部[新クラス]追加(作・Ashi様)

災害対策本部[新クラス]追加
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv220.html?#13099474597401


年末休みに入って、たまっていたシル学ユーザーデーターをプレイするペースが加速してまいりました。コタツに入って、ノートPCでシル学……これぞ至福の一時! 少し腰が痛くなるのは難点ですが。

今回感想を書かせていただくのは災害対策本部[新クラス]追加。これは、シルフェイド島を襲う災いと島民全員で協力して戦う、という内容です。本編武運部の災いも、武運部の他に公安の援護や地歴(バルト教授)の調査などがあったりしたのですが、このデータはそれを発展・強化したような形で、シル学に出てくるほとんどのキャラクターを仲間にして、共に戦うことができるのです。

災いの内容は、最初、武運部に似たような形で発生します。ただ、発生時期が他のクラスより段違いで早く、冒頭から緊迫したストーリーに入ります。主人公は仲間を集めたり、拠点の防衛力を高めたり、そこらで暴れて治安を乱す輩をとっちめたりして、災い阻止のために奔走します。初めのガイダンスで、やることが多くてちょっと戸惑いましたが、慣れてくれば必要な行動が見えてきます。

そして、アクアフロートの敵拠点を、集まった仲間と共に攻略していきます。時間が経つごとに戦局は変化し、ミッションの目的も変わっていきます。どの地点に、どのキャラクターの部隊を配置するのか……主人公の振るう采配によって、戦果・被害が変わります。主人公が災害対策本部を統括する立場なので、責任は重大です。その立場を得るまでのストーリー設定がまた本当に良くできてるんですよね。

作戦が進むたびに開かれる会議も、その緊張感がたまりません。また、主人公以外のキャラクターの普段の地道な活動、不穏な動きを見せる敵など、ストーリーは島全体を俯瞰するような形で進み、様々な場面にスポットライトを当ててくれます。これが物語を盛り上げる!

大きな流れも巧みに作られているのですが、細かい部分でも光っています。ドン=カストロがアルバートに言った一言、温泉イベントでシズナを仲間にしていると聞こえるある方の本音など……多くのキャラクターの個性を理解している方だからこそ描けるシーンだと思いました。

基本3クラスをクリアした方には絶対オススメできる、シルフェイドキャラ総参戦シナリオです。新たなデータ更新で追加されたシーンも多いので、過去のバージョンをやった人も、最新版をプレイする価値は大いにあると思います。