黒サラSS「並列世界のサラたちへ」
http://www.silversecond.com/game/SilGakuMOD/html/tdv214.html?#13370041521201
今回は、シルフェイド学院物語発売一周年に合わせて、公開させて頂きました! シルフェイド学院物語を製作してくださったSmokingWOLF様、そしてユーザーデータの製作者様に感謝! 楽しい時間をありがとうございました。ここ最近で一番熱中したゲームです。
この黒サラSS「並列世界のサラたちへ」の作成には、かなり時間がかかってしまいました。1月頃から書きかけていたものを一周年に合わせて完成させました。
今回の話は、ネタ的に黒サラ・サラの設定について考察しなければ書けない部分が多くて、苦戦しました。黒サラの呼び方についてもその一つです。「黒」サラだからこその話だったので、周りの呼び方が「サラ」なのか「黒のサラ」なのかは重要でした。主人公以外が、「黒サラ」もしくは「黒のサラ」という呼び名を認識していないと、この話は序盤で展開せずに終了してしまいます。呼び名の問題については以前ブログに書かせて頂きました。コメントをくださった皆様、本当にありがとうございました。おかげ様でこの問題をクリアできました。
地歴部の日常風景は書いていて楽しかったです。遺物整理のバイト部分が書いているうちにとても長くなってしまったので、半分位削りました。地歴部ってあまりに異色なメンバーがそろっていて、部室や探索でどんな光景が繰り広げられているのか、興味をかき立てられますよね。各メンバー間の人間関係を想像するのは難しいのですが、遺物整理の仕事を協力してやっているうちに、きっと打ち解けてくるのではないかと思います。
今回一番難しかったのは、ストーリーをいかにまとめるかという部分でした。このSSでやりたい事は、とりあえずできたのですが、もっと上手くまとめられれば……。一周年という区切りがなかったら、ずっとストーリーの畳み方が定まらず、完成しなかったかも知れません。
ギャグだけで終わらせるより、少しは黒サラが幸せになる方向へ進んでほしいとは思っていたのですが、かといってあまり都合の良すぎるのも……と考えているうちに、あのような結末になりました。あの時点での黒サラが「わだかまりがなくなった! すっきり!」となるようには思えないので、このような終わり方も合っているのかも知れませんが……難しいですね。
結構前になりますが、読ませていただきました。相変わらず、シリアスとコミカルのバランスが素晴らしかったです。ラストはああいった形がベストだったと思いますよ。
返信削除ある意味1番驚いたのは、顔グラ合成器のキャラでなくても服装の色変更が出来たことです。
あと、白と黒でアレにつなげますか……。自分もアレは結構やっていますがあの発想は無かったです。
そして、自分のイベント用に調べていた黒サラの呼び方の件も参考になった様で何よりです。
しかし、いまさらになりますが、黒のサラの呼び方に関してのコメントでは失礼しました。こちらがシーラカンスさんに失礼な事を言ったのに、シーラカンスさんが先に謝って下さって、こちらが謝まっていなかった気がします。あの時は失礼な事を言ってすみませんでした。
自分の追加イベントもなかなか製作が進みません。とりあえずデートイベントはほぼ完成したんですけどね……シーナや黒のサラのイベントがいまひとつです。
製作中に気になったのですが、黒のサラはトーテムのアウルの事は知っていそうですが、人化したアウルの事は同一の存在だと認識しているんでしょうかね?
もう1つ、製作中のイベントと関係ないのですが、黒のサラはアウルの未来も見れるんでしょうかね? 地歴編のラスボスが「……この世界に、【たった一人】、運命の線に従わない人間が~」と言っているので、アウルは運命の線に従う存在なのかと思うのですが、黒のサラの予知能力がまだ戻っていない可能性も高そうです。
シーラカンスさんはどう思いますか?
>カイルさん
削除感想ありがとうございます!
ギャグのみで終わらせるか、真面目な展開も含めるか……SSを書く時、毎回迷う部分なので、評価して頂いて嬉しいです。
合成器以外で服装の色変更ができると気付いた時は、テンションあがりました! 始めは画像を切り抜き加工して作ろうとしていたので。服でなくても、アウル(人化前)を黒くして偽アウルを作ったりもできます。アウルは白っぽいので、何色にも染まります。
黒サラの呼び方の時は本当に助かりました。私はカイルさんのコメントに書かれていないことまで仮定して反論していた部分があったので、その点申し訳なかったと思いました。カイルさんは、違う部分について考えをさらに書いてくださったので、ありがたかったです。
黒サラがアウル人化前後でどのように認識しているかは、考えてみると難しいですね。黒サラがアウルの存在をどのように感じているのかによりますね。ゲーム中の情報から、考察のとっかかりを見出せませんでした。ただ、トーテムという精神体を認識できるのであれば、姿が変わっても分かるような気がしますね。
また、黒サラはアウルの未来が見えるかどうかですが、私は「見える」に一票です。もしアウルの未来が見えないのだとしたら、サラは災いの阻止をアウルに頼めば、成功してしまう可能性があります。サラは世界を救うために様々手を尽くしたはずですが、主人公より前に友人であるトーテム達にも頼ったと考えるのが自然です。サラが主人公をわざわざ頼るのは、どんなに手を尽くしても世界を守れなかったからで、すなわちアウルでは黒サラの能力を破れないのだと思います。
ただ、主人公の行動から連動して起こるトーテムの行動は「見えない」と考えられます。トーテムは主人公と行動をずっと共にしているので、主人公がいるおかげで、トーテムの行動はかなり読みにくいのではないでしょうか。アウル独自の行動は「見える」と思います。
能力の考察って、難しいですよね。シンシズの能力は誰に有効なのかも、本編ではっきり示されているわけではないので、推測する必要があります。サラ・黒サラには有効、トーテム・スケイルには無効……と考えていますが、どうなのでしょう。難しいですね。
なるほど、主人公と行動する限りは、アウルの未来が黒のサラから見えにくいというのは自分も考え付いていましたが、アウルの未来が「見えない」ならアウルに頼むという発想は出て来ませんでした。ならアウルの未来は見えるで決まりですかね。
削除シンシズナの能力に関しては、画像素材作者のスイさんがブログで色々と考察なさっていましたね。本編に無い絡みなので、トーテムやサラ達に関しては有りませんでしたが、なかなか鋭い考察でした。
スイさんのブログのURLはSilverSecondの掲示板の書き込みにあるので、一度見ておくと参考になるかもしれません。
個人的にはシンシズが主人公のトーテムの思考も読めるのであれば、「○○さんと一緒に居ると不思議な声が聞こえるんですけど……」と言うような台詞を言うかな? という考えと、人化アウルの思考が読めてしまうとエンディングに繋がらないという理由で見えないという事にして有ります。
シンシズ視点からは、「フォース能力者だから読めないのかな?」という感じにしておけばWOLFさんの設定と違っていてもある程度ごまかしが利きそうですしね。
ちなみに、魂喰らいさんのSSだと、アウル=意識の海に本体があるので読まれない、スケイル=意識的に能力を防いでいる、黒のサラ=普通に読める モノリス=無意識に防いでいるという解釈でしたっけ。なかなか上手い解釈ですよね。
シンシズの能力はストーリーに絡んでくると、なかなか書くのが大変なんだと思います。魂喰らいさんもシンシズの能力がSS内でどの程度有効なのか、説明にきちんと文面を割いていましたね。地歴部のメンバーが異能者ぞろいなのを利用して、会話で自然に説明されていました。説明が無いと読んでる方としては「今、シズナはどこまで心が見えたんだ?」と気になってしまいますよね。
削除そういう説明が面倒な場合は「シズナは今日バイトで忙しいからな……」などとガゼルに言わせて、物語に登場させない、という手もあるのでしょうが……やっぱりシズナは登場してくれた方が嬉しいですよね。
ところで、あれだけ地歴部で盛り上がってるのに、全然出てこなくなった○ー○を思うと、自分はたまりません。魂喰らいさんには、彼の待遇について、ぜひ最終回まで貫いてほしいと思います^^。