これまでこのブログで言及したことは無かったのですが、ゲーム製作などへの使用を想定した音楽素材 (midi形式) を公開しています。
http://silsec.sakura.ne.jp/WolfRPGEditor/MaterialList/html/tdv201.html?#13272162541001
実は、今回のウディコン参加作品の中でも使ってくださった方がいらっしゃったんですよ! 普通にゲームを楽しんでいたところ、聞き覚えのある曲が流れてきた時は、声をあげて驚きました。めちゃくちゃ嬉しかったです。
今年1月にウディタ公式で画像・音声素材データ集が新設されたのですが、それがシル学ユーザデータ集と同じ仕組みのシステムだったのです。昔から内輪の趣味でゲーム用の音楽を作っていたので、この機会にとウディタ用に調整して公開してみました。予想外に多くのコメントを頂けて、嬉しさで頬を緩ませております。
シル学ユーザデータ集のおかげで、自分の作ったものを公開するにあたっての心理的ハードルがかなり下がった気がします。ほんとシル学のおかげで自分の楽しみがどんどん広がっている感じです。
これからはこのブログで音楽素材関連のことも、書いていこうかなーと思います。
2012年9月15日土曜日
2012年9月3日月曜日
第4回ウディコンの結果発表
ウディコンの結果発表が行われました。
前回まではただ結果を見た後で上位の作品をいくつかプレイした感じだったのですが、今回は多くのゲームに手を出していたおかげで、結果発表を見るのが一段と楽しいです! やっぱり、一度やったことのあるゲームだと、各評価コメントを読むたびに感じる納得や驚きが深いんですね。
一般投票ということで、様々な意見を持った票が集まっている印象ですが、それがうまいこと補い合って平均化され、全体的に妥当な結果が出ているように感じました。
細かいコメントや各評価を見ていて気になったことも無いわけではないです。それぞれの評価への姿勢に差があるのは、やはり一般投票である以上避けがたいのかもしれません。
ただ、そういう細かく尖った評価も全体的には目立たなくなっていて、各部門の優秀な作品をきちんとピックアップすることに成功しています。これは「一般投票」による「この規模の投票数」ならではの利点だと思います。
という堅苦しい話はともかくとして、総合上位に入っていて、かつ前回の記事で触れなかった作品について、いくつか個人的な感想を書きたいと思います。
●No.9 「Princess Saviour」
ストーリー・絵ともにボリュームがあります。独特の文体は賛否両論ありそうですが、慣れてきたら楽しめました。突っ込み役のような、登場人物とプレイヤーのギャップを埋める存在が何かあれば親切だと思いました。地の文すら、ギャップを埋めるよりむしろ作品世界を深化させる方向に働いているように感じます。ただ、それも味と言えてしまうほど徹底しているので、そう言うのも野暮なのかも。
●No.23 「ぼくは勇者じゃないよ」
懐かしいRPGを思わせますが、ストーリーは「魔王を倒す!」というほど単純ではありませんでした。主人公の直面した変化は、冒頭の世界に慣れていないプレイヤーとうまくシンクロできる上手な設定だと思います。敵のバランス調整もちょうど良くて、単に懐かしいだけではない良さを感じました。
●No.34 「ダンジョンズ・オブ・アドヴェンチャラーズ!」
絵が好みだったので、かなり早い段階から手をつけてクリアした作品でした。変わり種の多いクラスの付け替えが楽しかったです。強さに加えて、面白さを求めたくなります。エロい部分も含めて楽しめたのですが、個人的な好みを言わせてもらうと、もうちょっと奥ゆかしいレベルでも良かったです^^。
●No.58 「戦友(ともだち)100人できるかな?」
この作品はまさに「アイディアの勝利」という言葉がぴったりの作品だと思います。このゲームの要素は全てそのアイディアを生かすことに向けられていて、気持ちよく楽しむことができました。同じ作者の「ファミリア」も好きです。
●No.74 「CAPTCHA」
オーソドックスなシステムですが、ストーリーに引き込まれました。単に文面だけでストーリーを語るのでなく、装備品や画面の演出などを効果的に使って雰囲気を描いているところに、上質さを感じます。先が気になる展開、作品に込められたメッセージ性の高さも、シナリオの優れた点として挙げられます。
こんなにフリーゲームをやりまくったのも久しぶりでした。とにかく楽しかった。来年はこんなにゲーム三昧の夏を過ごすことができるか分からないのですが、もしできたら次のウディコンも投票したいと思います。
前回まではただ結果を見た後で上位の作品をいくつかプレイした感じだったのですが、今回は多くのゲームに手を出していたおかげで、結果発表を見るのが一段と楽しいです! やっぱり、一度やったことのあるゲームだと、各評価コメントを読むたびに感じる納得や驚きが深いんですね。
一般投票ということで、様々な意見を持った票が集まっている印象ですが、それがうまいこと補い合って平均化され、全体的に妥当な結果が出ているように感じました。
細かいコメントや各評価を見ていて気になったことも無いわけではないです。それぞれの評価への姿勢に差があるのは、やはり一般投票である以上避けがたいのかもしれません。
ただ、そういう細かく尖った評価も全体的には目立たなくなっていて、各部門の優秀な作品をきちんとピックアップすることに成功しています。これは「一般投票」による「この規模の投票数」ならではの利点だと思います。
という堅苦しい話はともかくとして、総合上位に入っていて、かつ前回の記事で触れなかった作品について、いくつか個人的な感想を書きたいと思います。
●No.9 「Princess Saviour」
ストーリー・絵ともにボリュームがあります。独特の文体は賛否両論ありそうですが、慣れてきたら楽しめました。突っ込み役のような、登場人物とプレイヤーのギャップを埋める存在が何かあれば親切だと思いました。地の文すら、ギャップを埋めるよりむしろ作品世界を深化させる方向に働いているように感じます。ただ、それも味と言えてしまうほど徹底しているので、そう言うのも野暮なのかも。
●No.23 「ぼくは勇者じゃないよ」
懐かしいRPGを思わせますが、ストーリーは「魔王を倒す!」というほど単純ではありませんでした。主人公の直面した変化は、冒頭の世界に慣れていないプレイヤーとうまくシンクロできる上手な設定だと思います。敵のバランス調整もちょうど良くて、単に懐かしいだけではない良さを感じました。
●No.34 「ダンジョンズ・オブ・アドヴェンチャラーズ!」
絵が好みだったので、かなり早い段階から手をつけてクリアした作品でした。変わり種の多いクラスの付け替えが楽しかったです。強さに加えて、面白さを求めたくなります。エロい部分も含めて楽しめたのですが、個人的な好みを言わせてもらうと、もうちょっと奥ゆかしいレベルでも良かったです^^。
●No.58 「戦友(ともだち)100人できるかな?」
この作品はまさに「アイディアの勝利」という言葉がぴったりの作品だと思います。このゲームの要素は全てそのアイディアを生かすことに向けられていて、気持ちよく楽しむことができました。同じ作者の「ファミリア」も好きです。
●No.74 「CAPTCHA」
オーソドックスなシステムですが、ストーリーに引き込まれました。単に文面だけでストーリーを語るのでなく、装備品や画面の演出などを効果的に使って雰囲気を描いているところに、上質さを感じます。先が気になる展開、作品に込められたメッセージ性の高さも、シナリオの優れた点として挙げられます。
こんなにフリーゲームをやりまくったのも久しぶりでした。とにかく楽しかった。来年はこんなにゲーム三昧の夏を過ごすことができるか分からないのですが、もしできたら次のウディコンも投票したいと思います。
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